横浜FC移籍が決まったブローダーセン [写真]=Getty Images
横浜FCは5日、U-24ドイツ代表GKスベンド・ブローダーセンの獲得を発表した。
現在24歳のブローダーセンはザンクト・パウリの下部組織出身で、2019年2月にトップデビューを飾り、公式戦通算6試合に出場した。同じ日に発表された東京オリンピックのU-24ドイツ代表メンバーにも選出されており、五輪代表活動後のチーム合流時期は未定となっている。背番号は決まっていないという。
同選手は今夏にザンクト・パウリを退団していたが、新天地は“憧れ”の日本に決まった。クラブを通じて、「私の子供時代は、任天堂、ゴジラ、サムライ、ワイルドスピードXTOKYODRIFTなどを通じて日本の文化に多大な影響を受けていました。それ以来、いつか日本に来ることが私の夢になったのですが、今その夢は現実となりました。この素晴らしい機会を与えてくれた横浜FCにとても感謝しています。私はピッチでの仕事や日本社会の一員となるためのすべての行為に全力を尽くします。私の新しく美しい家となるこのクラブで、すべてのサポーターの皆さま、日本の皆さまと知り合えることにとても興奮しています」とコメントした。
なお、ブローダーセンとともに今夏にザンクト・パウリを退団したFW宮市亮も、同じ日に同じ街を本拠とする横浜F・マリノスへの加入が決定。“横浜ダービー”で元ザンクト・パウリ対決が実現する可能性があるようだ。