U24日本代表MF田中碧が初の海外挑戦 [写真]=Getty Images
デュッセルドルフは26日、川崎フロンターレからU-24日本代表MF田中碧を期限付き移籍で獲得したとクラブ公式サイトで発表した。
移籍期間は2021年7月1日から2022年6月30日までの1年間。なお、契約には買い取りオプションが付帯している。
現在22歳の田中は川崎Fの育成組織出身で、2018年9月15日に20歳でJリーグデビューを飾った。以降、明治安田生命J1リーグ通算79試合に出場し、8ゴールを記録。2018年と2020年にJ1リーグを制し、今季もチームの首位独走に貢献していた。
日本代表では各世代でのプレー経験を持ち、2019年のEAFF E-1サッカー選手権でA代表デビュー。これまでに2キャップを記録している。なお、田中は今夏に行われる東京オリンピック男子サッカー競技の最終メンバー18名に選出されている。
田中は発表に際し、デュッセルドルフの公式サイトを通じてコメント。「自分にとっての大きな一歩をとても楽しみにしています。ユース時代から所属していたクラブを離れるのは簡単ではありませんでしたが、デュッセルドルフでの自分の役割をとても楽しみにしています。チームメイトに会うのが待ちきれません」と、意気込みを示した。
デュッセルドルフは1895年に創設され、1979年と1980年にDFBポカール(ドイツ杯)を連覇したこともある古豪。2020-21シーズンのブンデスリーガ2部では、18チーム中5位の成績で終えた。なお、現在のトップチームにはU-21ドイツ代表MFアペルカンプ真大らが所属している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト