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浦和が徳島を下し3連勝! R・ロドリゲス監督の古巣対決でMF関根が決勝点

2021.04.11

J1第9節で浦和と徳島が対戦した [写真]=J.LEAGUE

 11日、明治安田生命J1リーグ第9節浦和レッズ徳島ヴォルティスが行われた。

 現在2連勝中と勢いに乗る浦和のリカルド・ロドリゲス監督は、昨シーズンまで4シーズン徳島を指揮。その昨シーズンにJ2優勝を成し遂げJ1へと導いた古巣を、『埼玉スタジアム2〇〇2』へ迎えた。一方の徳島も、現在リーグ3連勝中と勢いに乗っている。かつての指揮官を相手に、さらなる勝利を重ねたい一戦となった。


 まずチャンスを迎えたのは徳島だった。11分、敵陣ペナルティエリア手前でボールを受けたMF渡井理己が、一度はパスが相手DFに阻まれるも、その跳ね返りを再び拾って左足でミドルシュート。しかしこれは浦和のGK西川周作の好セーブに防がれる。徳島は34分にも高い位置からプレッシャーをかけFW宮代大聖が決定機を迎えるも、ここも西川が立ちはだかりスコアは動かない。

 浦和の反撃は43分、敵陣ペナルティエリア手前右でボールを受けたDF西大伍が、ゴール前へ柔らかいクロスを供給。これを後ろから走り込んだFW武藤雄樹がヘディングで合わせるが、ボールはクロスバーに防がれた。浦和は前半のアディショナルタイムにも武藤のシュートのこぼれ球をMF明本考浩が左足ダイレクトでシュート。しかしこれは徳島のGK上福元直人が好セーブを見せ、前半は互いにスコアレスで折り返す。

 迎えた後半、先に得点したのは浦和だった。60分、左CKを獲得するとショートコーナーからDF山中亮輔が左足でクロスを供給。これに上手くマークを外して反応したMF関根貴大が、下がりながらの難しいヘディングでゴール右へと決めた。

 リードを奪った浦和は、その後チーム全体で身体を張ったディフェンスを見せ、徳島にチャンスを作らせない。また試合終盤には効果的にボールを保持して相手の時間を奪い、したたかに終了のホイッスルを迎えた。浦和はこれでリーグ戦3連勝。またR・ロドリゲス監督は、古巣との対決を白星で飾った。一方で徳島の連勝は「3」でストップしている。

 次戦、浦和はアウェイで第10節セレッソ大阪戦を、徳島も第18節としてC大阪戦をアウェイで迎える。

【スコア】
浦和レッズ 1ー0 徳島ヴォルティス

【得点者】
1ー0 60分 関根貴大(浦和レッズ

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