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シュート27本も1点止まり…甲府・伊藤監督「ゴール前での冷静さをチームとして持たないといけない」

2021.04.10

[写真]=J.LEAGUE

 明治安田生命J2リーグ第7節、ヴァンフォーレ甲府とギラヴァンツ北九州の一戦は1-1のドロー決着となった。連敗から脱出したいホームの甲府は前後半合計で27本ものシュートを放ち、再三ゴールに迫るも1点止まり。甲府を率いる伊藤彰監督は「すごくいいゲームだったが、結果的には勝ち点2を失ってしまった」と決定力不足を悔やんだ。

 甲府は泉澤仁のドリブル、荒木翔と関口正大の両翼による突破、時には最終ラインの新井涼平やメンデスも攻撃に加わり相手ゴールを脅かす。しかし、この日は“あと1点”が遠かった。伊藤監督は「突破した時のクロスの質やゴール前で落ち着き、思い切り振ってしまったシーンもあったので、ゴール前での冷静さをチームとして持たないといけない」と課題を指摘。泉澤も「シュートを打つフリをして意外と中が空いていたりすることもあったので、もう少しゴール前での落ち着きが必要だと思う」と伊藤監督同様のコメントを残した。


 勝ち点1を拾い連敗こそ脱したが、現在3試合勝ちがない。次節はアウェイで松本山雅FCとの対戦する。伊藤監督は「中での崩しやコンビネーションは良くなっているので、あとはネットを揺らすクオリティ、パワー、冷静さ。ここは選手たちともう一度やっていきたい」と決意を新たにした。

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