川崎が浦和を下した
明治安田生命J1リーグ第6節が行われ、浦和レッズと川崎フロンターレが対戦した。
前節後半アディショナルタイムの失点で連勝が「5」止まった首位川崎。この日は併用されてきたレアンドロ・ダミアンと小林悠の両ストライカーを同時起用。前節北海道コンサドーレ札幌とスコアレスドローに終わった浦和は関根貴大が2列目で先発出場。
浦和は首位川崎を相手に主導権を握る。なかなかゴールに迫るシーンを作れなかったが23分、左サイドを上がった山中亮輔のクロスを杉本健勇がボレーで合わせる。強烈な一撃となったが、GKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれた。
42分、右サイドを駆け上がった山根視来のクロスを小林が頭をひねりながら合わせると、GK西川周作の手をかすめてゴールに。川崎が先制に成功する。
浦和が川崎を上回る支配率を記録するなど、前半は競ったゲームとなったが後半に入って展開は一変する。
まずは49分、レアンドロ・ダミアンが小林のクロスを胸トラップからアクロバティックなボレーで突き刺すと、51分に旗手怜央、53分に小林が相次いでネットを揺らして瞬く間に4点差。
さらに67分には脇坂泰斗が相手陣内でボールを奪取すると、そのままミドルシュート。放たれたボールは美しい弧を描いてゴールに決まった。
川崎は得点ランキング首位に立ったレアンドロ・ダミアンを交代するなど、余裕のゲーム運びを見せてそのままタイムアップ。川崎が0-5の勝利を収めている。
【得点者】
42分 0-1 小林悠(川崎フロンターレ)
49分 0-2 レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)
51分 0-3 旗手怜央(川崎フロンターレ)
53分 0-4 小林悠(川崎フロンターレ)
67分 0-5 脇坂泰斗(川崎フロンターレ)