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FW大久保嘉人がC大阪に加入決定!「自分の選手生活の最後は”セレッソ大阪”で」…15年ぶりに古巣復帰

2021.01.09

大久保が15年ぶりにC大阪へ復帰する [写真]=兼子愼一郎

 セレッソ大阪は9日、東京ヴェルディに所属する元日本代表FW大久保嘉人の加入を発表した。同選手がC大阪に在籍するのは2006年以来15年ぶりとなる。

 大久保は1982年生まれの38歳。複数のクラブが争奪戦を繰り広げた末、2001年に国見高からC大阪に加入する。2004年にアテネ・オリンピックでの活躍を契機として同年11月にマジョルカへ期限付き移籍が決定。その後はC大阪やヴィッセル神戸、ヴォルフスブルグなどでプレーし、2013年に川崎フロンターレに移籍。同年から2015年まで3年連続でJ1得点王に輝いた。2017年以降はFC東京、川崎、ジュビロ磐田でプレーし、2020年に東京ヴェルディへ加入していた。2020年シーズンはリーグ戦19試合に出場し無得点に終わった。


 キャリア通算ではJ1リーグ448試合185得点、J2リーグ48試合18得点を記録。J1リーグ歴代最多得点数を誇っている。

 東京Vのクラブ公式サイトでは、大久保のコメントも掲載されている。

「とても難しいシーズンとなった2020年でしたが、新しい環境で新たに仲間となったチームメイトやスタッフと過ごせたことは、とても貴重な経験になりました。新型コロナウイルスの影響で、サポーターの皆さんと触れ合う機会や、鳴り響く声援を背にプレーできなかったことは残念でしたが、暖かい声援は心に届いていました。本当にありがとうございました」

 そして、古巣復帰となるC大阪のクラブ公式サイトでは、以下のようにコメントしている。

「再び、セレッソ大阪のユニフォームを着て戦えることを嬉しく思っています。プロ21年目のシーズン、サッカー選手としての終わりを意識していないといったら嘘になります。だからこそ感じること、見えることもあると思っています。自分の選手生活の最後は”セレッソ大阪”でという気持ちで頑張ってきました。そして、その気持ちを理解してくれたクラブに感謝しています。しかし、ピッチに立てばチームの勝利のために全力を尽くす。それは変わりません。1試合、1試合、1日、1日、覚悟をもって挑んでいきたいと思います」

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