広島へ完全移籍で加入するジュニオール・サントス [写真]=兼子愼一郎
サンフレッチェ広島は6日、柏レイソルから横浜F・マリノスに期限付き移籍していたFWジュニオール・サントスを完全移籍で獲得したと発表した。
1994年生まれで現在26歳のジュニオール・サントスは188センチの長身ストライカー。少年時代にはクラブチームに所属せず、働きながら主に草サッカーでプレーしていた。2017年にオズヴァウド・クルースと契約してキャリアをスタートさせると、イトゥアーノやポンチプレッタとブラジル国内のクラブを渡り歩いてきた。2019年7月にフォルタレーザ(ブラジル)から柏に加入。2020年8月に横浜FMへ期限付き移籍が発表されると、リーグ戦22試合に出場し、リーグ5位となる13得点をマークした。
ジュニオール・サントスは横浜FMの公式HPにて以下のようにコメントしている。
「まず初めに、ファン・サポーターの皆さんが常に温かい声援とポジティブなエネルギーを送ってくれたおかげで、私はベストを尽くすことができました。本当にありがとうございました。クラブ関係者の皆さん、コーチングスタッフ、そしてチームメイトの仲間達が温かく迎え入れてくれたおかげで、ここで過ごした時間はとても特別なものになりましたし、自然と愛情が芽生え、短い間でしたがとても幸せでした。もっとこのチームで戦いたかったですが、残念ながらサッカーというものには出会いと別れがつきものです。またこのクラブへ戻る機会があれば喜んでこのクラブのために全力で戦いたいと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」
また、柏の公式HPでは下記のようにコメントを発表した。
「柏レイソル関係者の皆様、ファン・サポーターの皆様。これまで温かい応援とサポートをありがとうございました。残念ながら自分の本来の力を出せませんでしたが、チームメイトと共に幸せな瞬間をたくさん味わうことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。柏レイソルの成功を祈っています。ありがとうございました」
そして、加入する広島の公式HPでは以下のようにコメントした。
「はじめまして、このたび加入することになりましたジュニオール・サントスです。この新たな挑戦にとても高いモチベーションを感じ、ワクワクした気持ちを持っています。サンフレッチェ広島のユニフォームを着て、いち早くチームの勝利に貢献できるように全力を尽くしたいと思います。このクラブでたくさんの勝利を、そしてタイトルをチーム一丸となって勝ち獲れるよう頑張ります。ファン・サポーターの皆さま、ともに戦いましょう」