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アフリカ人選手初の年間MVP! オルンガが喜び語る「日本、海外にもいい意味で影響を…」

年間MVPを受賞したオルンガ [写真]=J. LEAGUE

 2020Jリーグアウォーズが22日に行われ、柏レイソルに所属するFWオルンガが年間最優秀選手賞に輝いた。オルンガは式典の前に行われた会見で、受賞の喜びを語っている。

 現在26歳のオルンガは今季の明治安田生命J1リーグで32試合に出場し、28ゴールを記録。現行の34試合制となった2005年以降のJ1では歴代2番目となるゴール数で、得点王にも輝いた。得点王と年間MVPのダブル受賞は、昨年の横浜F・マリノスFW仲川輝人に続いて2年連続となり、史上8人目となった。

 また、柏に所属する選手が年間MVPを受賞するのは、2011年のレアンドロ・ドミンゲス(現・横浜FC)以来、9年ぶり2人目。外国籍選手の受賞も同じく9年ぶりとなり、アフリカ人選手の受賞は初となった。

 オルンガは初めに、「まずはJリーグに感謝します。素晴らしいシーズンで多くの点を決めることができましたが、柏レイソルの関係者の皆さんのおかげで決められました。柏、そしてアフリカ人として初の得点王ということも光栄です」と受賞を喜んだ。続けて、「これにより、日本、海外にもいい意味で影響を与えたいです。今後もアジアのベストリーグとして、もっと多くのアフリカ人選手にJリーグでプレーしてもらいたいです」とコメントした。

 オルンガは柏に加入して今季で3年目。J2への降格、1年でのJ1復帰を経て、J1得点王と年間最優秀選手賞のダブル受賞という成功を収めた。同選手はこれまでの3年間を次のように振り返っている。

「2018年夏に来日した時、柏はリーグの中で困難な状況にありました。チーム自体が勝利しないといけない状況で、私は数試合の出場で3得点。ガッカリしてフラストレーションのたまるシーズンでした。でも、柏サポーターがすごく信頼をしてくれていました。自信を持って戦わないといけないという中、2年目はフルシーズン戦い、いろいろなことを学びました。ピッチ内外で学び、季節への順応、日本文化もしっかり理解し、チームメイトともいい関係を持てました。いろいろな要因があって、成功へのストーリーとなったと思います」

「気候も蒸し暑いことがありましたが、なるべく早く適応できるよう努力しました。周りの方もすごく支えてくれて、生活面やピッチ上で日常の力を発揮できるように協力してくれました。ただ、結果を出せなかったことが、パフォーマンスに影響しました。もっと責任を持ち、柏にふさわしい位置に戻さないといけない中、ネルシーニョ監督が新たに来て、うまくプレーできるようになったと思います」

 自身の中でも印象深いゴールについて聞かれると、「すべてのゴールが嬉しかったです」と語りつつも、「その中で選ぶとしたら仙台戦。うまくボールをコントロールし、短い時間でゴールに結びつけられたので、それがJリーグで初のハットトリックにもつながったと思います」と回答。2020年7月26日に行われた明治安田生命J1リーグ第7節ベガルタ仙台戦の73分に決めた1点を挙げた。

 オルンガは最後に、柏を率いるネルシーニョ監督に言及。同監督の下で学んだことについて、次のように語っている。

「ネルシーニョ監督はすごく結果にこだわる監督で、哲学は”ヴィトーリア”(ポルトガル語で勝利)。彼のもとで練習試合、公式戦、リーグ戦、カップ戦、関係なく勝利を追求するためにやっています。勝つためにハードワークは欠かせず、そのメンタリティを選手たちが体で覚えることができました。規律を重んじる監督で、ピッチ外でも選手の行動、言動を見て判断しているから、成功につながっていると思います。様々なことを学び、得点につながる方法を個人ではなく、チームとして求めているので、結果につながっていると思います」

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