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輝きを放った松下佳貴の左足…清水との“裏天王山”を制した仙台の意地

清水戦の勝利に貢献した仙台MF松下佳貴 [写真]=J. LEAGUE

「僕たちにとっても清水にとっても負けられない一戦。その試合で勝てたのは素直にうれしい」

 ベガルタ仙台の松下佳貴がそう振り返ったのは、16日に行われた明治安田生命J1リーグ第33節・清水エスパルス戦。仙台は勝ち点1差で迎えた17位・清水との直接対決を3-2で制し、最下位から16位まで順位を上げた。

 立役者は1ゴール1アシストを記録した松下だ。17分の先制点は、左CKで「スタッフの人が分析してくれて、うまく狙い通り」にファーサイドの蜂須賀孝治を目掛けたボールを供給。45分の2点目は、コースを狙ったミドルシュートをゴール右隅に沈めた。

 この2得点に絡む活躍があったからこそ、清水側は松下の左足に対する警戒心が強まっていた。86分に生まれた決勝点の直接FKは、左利きの松下と右利きの浜崎拓磨がボールの側に立ち、結果的に清水の守備陣形の裏をかいて浜崎が決めた。スカウティング面も含め、相手との駆け引きを制した1点だった。

 コロナ禍で降格のないシーズンとはいえ、一つでも上の順位を目指す意地は両チームにあった。仙台は2度リードを奪うも、清水の圧力に押され、特に後半は「苦しい45分だった」と守備に回る時間が増えた。それでも辛抱強く戦い抜いたことに対し、松下は「途中から入った選手が運動量多く激しく戦ってくれたし、フォーメーションも変えながら、全員で勝ちきった」と胸を張った。

 最終節は今シーズン勝利のないホーム、『ユアテックスタジアム仙台』に17位・湘南ベルマーレを迎える。「(アウェイで)連勝できた流れをつなげて、ホームのサポーターの皆さんの前でより一層ハードワークして戦いたい」。ホームが“鬼門”という屈辱を晴らし、来シーズンにつながる勝利を目指す。


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