川崎Fと浦和が対戦した [写真]=金田慎平
明治安田生命J1リーグが16日に行われ、川崎フロンターレと浦和レッズが対戦した。
すでに優勝を決めている川崎Fは今節が今季のホーム最終戦。今季限りで現役を引退するMF中村憲剛にとっては、『等々力陸上競技場』で戦うJ1リーグのラストゲームとなった。
試合は10分、岩武克弥が相手GKチョン・ソンリョンに倒され、浦和がPKを獲得する。キッカーを務めた興梠慎三は冷静に沈め、浦和が先制した。興梠はこれで、9年連続となるJ1リーグ二桁得点を達成した。
ビハインドで後半を迎えた川崎Fは53分、守田英正がエリアの外から右足を振り抜き、ゴール右下隅に流し込んで同点に追いつく。59分には山根視来のクロスから三笘薫が頭で押し込んで川崎Fが逆転に成功。三笘は今季得点数を13点目に伸ばし、渡邉千真(横浜F・マリノス、現ガンバ大阪)、武藤嘉紀(FC東京、現スペイン1部エイバル)に並んで、ルーキーイヤーでの最多得点記録タイに並んだ。
61分には右から中村が低いクロスを供給すると、中で小林悠が難しい体勢ながらも合わせて押し込み、川崎Fがリードを広げる。川崎Fは今季の総得点を「85」に伸ばし、J1リーグにおける単独シーズンでの最多得点記録を更新することになった。
試合はこのまま終了。次節、川崎Fはアウェイで柏レイソルと、浦和はホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。
【得点者】
0-1 10分 興梠慎三(浦和)
1-1 53分 守田英正(川崎F)
2-1 59分 三笘薫(川崎F)
3-1 61分 小林悠(川崎F)
By サッカーキング編集部
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