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京都、元湘南監督・曺貴裁氏の招へい発表「この1年で学んだ姿勢を大切にしながら…」

曺貴裁氏が京都の新監督に就任 [写真]=Getty Images

 京都サンガF.C.は9日、2021シーズンより曺貴裁氏がトップチームの監督に就任することを発表した。

 曺貴裁氏は京都府出身の現在51歳。選手引退後、1998年から1999年にかけてドイツのケルン体育大学へと留学し、2000年に川崎フロンターレのトップチームアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタートさせた。その後、セレッソ大阪のトップチームヘッドコーチを経て、2005年に湘南ベルマーレJr.ユースの監督に就任。同クラブのユース監督、トップチームヘッドコーチを務めた後、2012年から同クラブのトップチーム監督に就任した。

 2018年にはクラブ史上初となるJリーグYBCルヴァンカップ優勝を成し遂げるなど、湘南の強化に貢献してきた。だが昨年8月、同氏が過去に現場でパワーハラスメント行為を行っていたという疑惑が浮上し、同年10月4日にJリーグが事実と認定。同8日付けで監督を退任していた。

 曺貴裁氏は監督就任に際し、クラブ公式サイトを通じてコメント。次のように意気込みを語った。

「まず初めに、昨年、自分が起こしてしまったハラスメント行為に関して、深くお詫び申し上げます。ハラスメント行為により1年間のS級ライセンス停止を受けたにもかかわらず、このたび、ありがたいオファーを京都サンガF.C.からいただきました。ここ京都は自分が生まれ育った町です。そのクラブから一緒に高みを目指していこうと言葉を掛けていただいたことはこの上ない喜びです」

「この1年で学んだ、スタッフ・選手一人一人の気持ちや想いの深い部分まで理解する姿勢を大切にしながら、京都の皆さんとともに、スタッフ・選手全員と一緒にサッカーそのものの楽しさや素晴らしさをとことん追求し、繰り広げるフットボールに歓喜する瞬間をたくさん見せ続ける、これこそが、全身全霊をかけて、成し遂げなければならない最大のミッションだと感じています。京都のフットボールを、皆さんと一緒に世界へ近づける。この夢をかなえるために一生懸命頑張ってまいります」

 また、京都の代表取締役社長である伊藤雅章氏もクラブ公式サイトを通じてコメント。曺貴裁氏を招へいした意図について、次のように説明している。

「京都サンガF.C.は2010年にJ2降格以降、毎年昇格を目標として戦ってまいりましたが、達成することができておりません。これまでの反省を踏まえ、真に強いクラブを作るためには、体質の抜本的改革が不可欠であると考えました。これまで以上に、ハードワークをいとわず、常に闘争心にあふれ、躍動し、チャレンジする精神を大切にし、人としても成長する。その結果、選手自らも達成感や充実感が得られるようなクラブに変革を遂げなければならないと考えております」

「そして、このような展望の実現に向けて、まずは先に発表させていただいた通り、加藤久氏に強化育成本部長に就任いただき、育成部とトップチームの連携強化を図ることを考えました。更にトップチームにおいては、その具現化に向けて重責を担っていただける人物として、このたび、曺貴裁氏に監督に就任いただくこととなりました。この一連の変革がサンガの底力となって、その体質がまさにサンガの遺伝子となり、未来に向けて進化し続けるクラブを目指して参ります」


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