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「フロンターレらしい優勝」引退の中村憲剛が喜び…若手の成長も実感「僕は心置きなく先に」

ピッチ上で優勝の瞬間に立ち会った中村憲剛 [写真]=金田慎平

 川崎フロンターレに所属するMF中村憲剛が、25日に行われた明治安田生命J1リーグ第29節ガンバ大阪戦後のフラッシュインタビューに応じた。

 川崎Fは終始G大阪を圧倒し、家長昭博のハットトリックなど5得点を奪って完封勝利。すでに今季限りでの現役引退を表明している中村は、86分に大島僚太との交代で途中出場を果たし、ピッチ上で2年ぶり3度目の優勝を味わった。川崎Fにとっては、初の自力優勝。4試合を残しての優勝決定は歴代最速となり、また今季の勝ち点が「75」に到達したことで、歴代最多の勝ち点記録も更新した。

 中村はまず、ホーム『等々力陸上競技場』に駆けつけたサポーターに向けて拍手。今の気持ちを聞かれると、「最高です。最高以外の言葉が浮かばない。初優勝した時の光景とはまた違う光景で。来てくれた皆さんもそうですし、見て応援してくれた皆さんもそうですし、1年間の戦いの成果が今日ゲームにしっかりと反映されたので、フロンターレらしい優勝ができたと思っています」と喜びを噛み締めた。

 途中出場時にはキャプテンマークを大島から託される、粋な計らいもあった。中村は「にくいことするな、と思いましたけどね(笑)。ちょっと泣きそうになりました。僚太、ちゃんと育ったなと思いました。ハッハッハ(笑)」と笑顔で答えた。また、優勝の瞬間には、チームメイトのほぼ全員が中村の元に駆け寄ってきた。「子供を見る親みたいな気持ちでした。だいぶ(年齢が)離れている選手が多いので。けど、みんなルーキーのときから、移籍してきた選手は別ですけど、フロンターレのために若い時からみんなで頑張って、ここまでチームを作ってくれた。なので、今日は俺はそこに乗っかるだけだった」と若いチームメイトたちに賛辞を送り、「強いフロンターレを作ってくれたので、僕は心置きなく先に進みたいと、改めて皆の顔を見て思いました」と語った。

 昨年11月には左ひざ前十字じん帯損傷および左ひざ外側半月板損傷の大ケガを負い、また今年には新型コロナウイルスの感染拡大によるリーグ中断などのアクシデントも起こった。自身にとってもチームにとっても、難しく、特別となったシーズンを、中村は次のように振り返っている。

「Jリーグが再開するとき、鬼さん(鬼木達監督)が『こういうときだからこそ、自分たちで日本サッカーを引っ張って、優勝しよう』と言っていた。俺はあの言葉がなかったら、みんなここまで頑張れてこなかったと思います。鬼さんはじめスタッフ、それについていったチームメイト、クラブスタッフもそうですし、もちろんスポンサーの皆さんもそうですし、サポーターの皆さんもそう。今年優勝するんだという強い気持ちが最初の10連勝を呼びましたし、その後の連勝もみんなで一つになって。いろいろな選手が出たシーズンだったので、1個1個乗り越えたと思います。ありがとうございました!皆さんもおめでとうございました!」

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