今季限りでの引退を決意した林陵平 [写真]=Getty Images
東京ヴェルディは19日、現在ザスパクサツ群馬に期限付き移籍中のFW林陵平が今季限りで現役引退することを発表した。
林は1986年生まれの33歳。2009年に明治大学から東京Vへ加入した。2010年には柏レイソル、2012年にはモンテディオ山形、2017年には水戸ホーリーホックへ移籍し、2018年に東京Vへ再び加入。2019年に町田へ期限付き移籍で加入すると、今季は同じく期限付き移籍でザスパクサツ群馬へと移籍していた。これまではJ1リーグで36試合3得点、J2リーグで256試合62得点という成績を記録し、柏時代にはFIFA クラブワールドカップの舞台も経験している。
現役引退の発表にあたり、林は東京ヴェルディ、ザスパクサツ群馬の公式サイトで以下のようにコメントしている。
「私、林陵平は2020シーズンをもちましてスパイクを脱ぐことに決めました。厳しいプロの世界でサッカー選手として12年間、嬉しい事も苦しい事もありましたが、どんな状況下でも信念を持ち、サッカーのために全てを捧げてきたことは私の誇りです。充実感に満ち溢れた、幸せで夢のような現役生活でした。自分の持てる力は全て出し、やりきりました。後悔はありません」
「東京ヴェルディ、柏レイソル、モンテディオ山形、水戸ホーリーホック、町田ゼルビア、ザスパクサツ群馬と沢山の素晴らしいクラブでお世話になりました。各チームで共に戦ったチームメイト、スタッフ、チーム関係者、スポンサー、ファン・サポーターの全ての皆様に深く感謝いたします」
「また、プロサッカー選手になるまでにお世話になりました清水北FC、ヴェルディアカデミー、明治大学体育会サッカー部と私のサッカー人生に関わって下さった全ての方にもこの場を借りて感謝を伝えたいです」
「小さい頃からの夢を実現するために支え、応援してくれた両親、兄、自分の意見を尊重し常に隣でサポートしてくれた妻、娘達には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう。今後につきましてはまだ何も決まっていませんが、サッカーが大好きなので、今後もサッカー界に恩返し出来るようどんな形でも携わっていきたいです」
「最後に、ファン・サポーターの熱い声援が常に私を奮い立たせ、支えてくれました。勝利の瞬間、ゴールを決め共に歓喜した瞬間を忘れる事はありません。本当にありがとうございました! 残り8試合も持てる力を全て出して戦います。最後まで応援よろしくお願いします」
By サッカーキング編集部
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