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4連敗の清水、主将・竹内涼が抱く危機感「どうしたら最初の1秒から……」

J1第14節柏戦後の清水イレブン [写真]=J.LEAGUE

「このままではズルズル行ってしまうし、実際、すでに行ってしまっている」。清水エスパルスのキャプテン、竹内涼が厳しい目で現実を見つめた。清水は5日に行われた明治安田生命J1リーグ第14節で柏レイソルに1-2と敗戦。J1通算400勝に王手をかけて以降、5戦勝ちなし(1分4敗)と足踏み状態が続いており、2勝3分9敗の勝ち点9で17位に低迷している。

 川崎フロンターレに0-5の大敗を喫した前節の結果を受け、この1週間は守備面に重点を置いた練習に取り組んできた。しかし、柏戦では「(練習でやってきたことが)前半は全くできなかった」と35分、38分に立て続けに失点。思いどおりにいかなかった前半の戦いぶりを竹内は冷静に振り返った。

「要因は一つではなく、単純なミスが出たり、切り替えが遅かったり、簡単にロングボールを裏に出させてしまうプレスの甘さだったり、全体の距離感だったり、大きなことから細かなことまでいろいろある。特に、構えた守備をする時に、どういうポジションを取って、どのタイミングでボールを奪うのか。そこはもっとお互いに話をして、みんなが共通意識を持って取り組んでいかないと、なかなか良くなっていかない」

 後半に入ってようやくペースを握り、相手ゴールに迫る場面を作り出したが、反撃は1点のみ。「相手が少し引いてから、自分たちの良さを出せるようになった」のでは、そこから逆転に持ち込むのは容易くない。「今日の後半の戦いがベース」という竹内は、より明確になった課題を指摘した。

「後半に見せたようなサッカーを前半からやらなければいけないし、それができずにここ何試合かずっと苦しんでいる。前半はもちろん相手も体力が満タンの状態でスタートするので、それでも自分たちのリズムに引き込むようなプレーを守備でも攻撃でも見せていかないと。今日の前半のような動きを各々がしていたら、自分たちが目指すところには全然到達できない」

 しかし、竹内は次の言葉を続けた。

「でも、直せると思います」

 9月は残り6試合と過密日程は今後も続き、まずはアウェイのサンフレッチェ広島戦が中3日で控えている。「試合が続く分、チームのみんなと一緒にいる時間もたくさんある。だから毎日の時間を大事にして、どうしたら最初の1秒から自分たちのペースでゲームができるか。そこを練習からもっともっと突き詰めていきたいし、それを試合でやらなければ意味がない」。コロナ禍で降格のない特例シーズンとはいえ、負けて良い公式戦など1試合もないことは十分に理解している。痛みを伴って得た教訓を胸に刻み、ここから這い上がる覚悟だ。

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