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【浦和vs神戸プレビュー】公式戦50回目となる対決の行方は!?…2連勝中の浦和が3試合未勝利の神戸を迎え撃つ

2020.08.22

[写真]=兼子愼一郎、Getty Images

浦和レッズ リーグ戦3連勝の行方は主力選手のコンディション次第

【プラス材料】
 前節・ガンバ大阪戦で3-1の勝利を収め、リーグ戦2連勝でホームに戻ることができる。エースのFW興梠慎三が離脱している一方、FWレオナルドがリーグ戦5試合連続ゴールと絶好調。そして、興梠もベンチ入りするところまで復帰しており、良い循環が生まれつつある。

 8月8日の第9節・名古屋グランパス戦で大敗した後から左サイドバックで2試合連続出場しているMF宇賀神友弥は、守備的な部分で長所を出している。3試合連続スタメンの可能性が高いが、仮にDF山中亮輔の出場となっても、そのプレーに触発された部分は大きいだろう。


 リーグ戦3連勝となれば勢いも大きくなる。3連戦の3試合目という厳しいタイミングだが、勝利を期待したいゲームだ。

【マイナス材料】
 夏場の連戦の中で、15日の第10節・サンフレッチェ広島戦、19日の前節・G大阪戦と連勝したものの、内容的には相手のボール保持時間が長い「走らされた」展開になった。そのことは成績とは別に、連戦の中での運動量に影を落とす。

 特に、この2試合でチームへの貢献が顕著だったMF関根貴大はG大阪戦後に「始まってからすぐに体の重さを感じた」とコメント。選手を入れ替えながらリーグ戦を戦っているとはいえ、できる限り多くの試合に起用したい選手たちのコンディションには難しさがある。

 ボールを動かされた状態で運動量が低下すれば、最終ラインの強度は低下せざるを得ない。交代策も含めたマネジメントが求められるゲームだ。

文:totoONE編集部

ヴィッセル神戸 好調の3トップと負傷明けのエースに懸かる期待は大きい

【プラス材料】
 前節の柏レイソル戦に敗れたが、内容では相手を上回った。それを踏まえると、プラス材料は3つ。1つ目は、FWドウグラスを頂点に、右にFW小田裕太郎、左にMF郷家友太という3トップが機能している点。柏戦ではドウグラスがJ1通算50得点目を挙げ、郷家は2試合連続ゴール。小田も今季2つ目のアシストと、3人が結果を残している。

 2つ目は、FW古橋亨梧の戦列復帰。柏戦の出場時間はアディショナルタイムを入れて15分程度だったが、第8節・北海道コンサドーレ札幌戦での負傷から約2週間でのエース復帰はギアの上がらないチームにとって好材料。

 3つ目は、MF安井拓也の台頭。柏戦ではMFアンドレス・イニエスタのアクシデントで22分から出場。テンポの良いパスワークで攻撃をクリエイトし、チームに新しい風を吹かせた。

【マイナス材料】
 マイナス材料は3つ。1つ目は、前節の柏戦でA・イニエスタとDFトーマス・フェルマーレンが途中交代した点だ。両者とも負傷の具合は不明ながら、自らの判断で交代を要求。それを考慮すると、中3日での今節・浦和レッズ戦の出場は微妙か。

 2つ目は、2試合連続で試合終了間際に失点している点。第10節の鹿島アントラーズ戦は1点リードの状態から同点にされ、柏戦では2-2から追加点を許して敗戦。時間の使い方に大きな課題を残しており、まだ問題解決には至っていない。

 3つ目は、ここ5試合で11失点の守備。第7節のガンバ大阪戦から複数失点が続いており、勝ちきれない原因のひとつに。今後、上位争いを狙っていくなら、まずは複数失点を克服して守備の安定を図りたい。

文:totoONE編集部

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