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【鳥栖vsC大阪プレビュー】堅守の両チームによる“盾”対決…“矛”の力ではアウェイチームが優勢

2020.07.25

[写真]=兼子愼一郎、J.LEAGUE

サガン鳥栖 ついに生まれた今季初ゴール。勢いに乗って初勝利も手にするか

【プラス材料】
 好材料と言えば、昨季リーグ戦の第31節・松本山雅戦以来となるゴールを奪えたこと。勝利で終えることはできなかったが、今節につながる得点となった。これまでも惜しいシーンがあっただけに、今季初ゴールを挙げたことで、勢いはついたに違いない。あとは今季初勝利を挙げるのみだ。

 金明輝監督は「点を取れていないイコール勝てていないということ。勝てずに、ファン・サポーターに申し訳なく思っています」と試合後に語っていたが、今節はその勝利が期待できそうだ。新加入のFW林大地、前節・清水エスパルス戦に急遽出場したFW石井快征ら若い力が調子の良さを見せている。初得点後の初勝利で勝ち点3を上積みしたい。


【マイナス材料】
 前節の清水戦で今季初得点を記録したが、その試合でFW金森健志が序盤に負傷交代。ゴールこそ挙げていないが、前線からの激しいプレスでチームに勢いを与えていただけに、欠場した場合の不安は隠せない。彼の闘志に期待したいが、今節の出場は微妙だ。

 ここまで未勝利だが、失点は「5」と少ないだけに、あとは攻撃陣に期待するのみ。金森みたいに、前線からのハードプレスをかけることでサガン鳥栖はリズムを作る。タレントが豊富な攻撃陣なので、金監督の思い描く攻撃ができる可能性はある。守備陣が耐えているだけに、攻撃陣のより一層の奮起に期待したい。

文:totoONE編集部

セレッソ大阪 リーグ最少失点の守備に不安なし。あとは攻撃陣が結果を残すだけ

【プラス材料】
 リーグ再開後は3勝1分1敗と白星が先行。ガンバ大阪サンフレッチェ広島といった難敵とのアウェイゲームを制するなど、好調を維持している。今季リーグ戦で勝利のないサガン鳥栖を相手に、確実に白星を持ち帰りたい。

 昨季同様、守備が堅い。6試合で喫した失点数は「4」、1試合平均失点は「0.67」と1点を下回る。これは名古屋グランパスと並んでリーグ最少の数字であり、守備面に関しては安心して見られる。

 今回の会場『駅前不動産スタジアム』での対戦成績は4勝2分7敗と黒星が多いものの、ここ3年間の戦績は2勝1敗と勝ち越している。昨季はFWブルーノ・メンデスが前半に挙げた1点を守りきって勝利しており、今回もその再現を狙いたいところだ。

【マイナス材料】
 守備が安定している反面、昨季からの課題となっている決定力不足は依然として解消されていない。確実に勝ちきるためには、決定力の改善が必要だ。

 リーグ戦再開後に4試合で先発出場しているFW都倉賢が、前節・ヴィッセル神戸戦の前半終了後にピッチを退いている。ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督は「都倉に違和感があったから交代した」と明らかにしており、今節への出場は微妙なところ。攻撃陣の大事なピースを欠くのは痛い。

文:totoONE編集部

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