Jリーグは新型コロナ対策のガイドラインを発表した [写真]=Getty Images
Jリーグは14日、公式戦再開に向けた新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン案を策定したことを発表した。
今回発表されたガイドラインの目的は、感染を最大限防ぎながらJリーグを再開すること、感染リスクを下げるために関係者が遵守すべき基準を示すこと、感染が生じた場合の適切な処置を示すことの3点が挙げられている。また、このガイドラインは14日時点のものであり、今後専門家の意見等を踏まえ、Jリーグ理事会および実行委員会の承認により制定されるとのことだ。
ガイドラインは、プロトコル1~6の6つの章で構成されている。プロトコル1の『予防。発症時の相談、受信。感染時の対応』では、専門家会議での提言に基づいた、選手やクラブに奨励する個人防衛と集団防衛の方法について詳しく記載。プロトコル2『情報開示』では、新型コロナウイルスに関する情報発信の考え方やその基準を提示。プロトコル3『サッカーのトレーニング』では、再開のフェーズや関係者の安全確認、その他留意点について記載している。
プロトコル4『チームの移動、宿泊』、プロトコル5『無観客での試合開催』、プロトコル6『制限付きの試合開催』の3つの内容はまだ検討段階となっているが、それぞれのテーマについて今後関係各所の確認を経て、正式決定するとしている。またこのガイドラインは、Jリーグとして新型コロナウイルス感染症対策が要請される期間のみ有効となることも併せて伝えられている。
By サッカーキング編集部
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