東京ヴェルディが2選手の完全移籍加入を発表
東京ヴェルディは9日、湘南ベルマーレからFW端戸仁を、ガイナーレ鳥取からDF福村貴幸を、それぞれ完全移籍で獲得したことを発表した。
端戸は1990年5月31日生まれの現在29歳。横浜F・マリノスの育成組織出身で、2009年にトップチームへ昇格した。2012年はギラヴァンツ北九州へ期限付き移籍し、翌年に横浜FMへ復帰。2016年に湘南へ完全移籍した。昨年は期限付き移籍で東京Vへ加入し、明治安田生命J2リーグで20試合に出場し1得点を挙げた。
福村は1991年12月22日生まれの現在28歳。大阪桐蔭高校卒業後の2010年に京都サンガF.C.に加入した。清水エスパルス、FC岐阜でのプレーを経て2019年に鳥取へ加入。2019シーズンの明治安田生命J3リーグでは32試合に出場した。
完全移籍に際し、両選手は各クラブの公式HPでコメントを発表している。
◼︎端戸仁
「3年間本当にお世話になりました。僕の中の一番の思い出は加入した1年目、日産スタジアムでマリノスと対戦したときに勝った試合です。あの試合は僕の人生の中でも指折りの思い出深い試合です。他にも大怪我やJ2降格、そして翌年にはJ2優勝などどれも僕の心の中に色濃く残っています。苦しい時間の方が多かったですがベルマーレでプレーできて心からよかったと言えます。ファンとしてこれからもベルマーレのことを応援していますしみなさんが幸せになることを祈っています。ありがとうございました」(湘南)
「去年の悔しさを晴らすため、皆さんとたくさん一緒に喜ぶために、一生懸命戦います。僕自身もう後がないと思っていますし、チームが少しでも良くなるようチームのためにプレーします。今年で30歳を迎えますが、上手くなることに限界はないと思うので自分の成長に鍵をかけず日々成長していけたらと思います。よろしくお願いします」(東京V)
◼︎福村貴幸
「1年間という長いようで短い時間でしたが、鳥取に住みガイナーレ鳥取でプレーできた事にもの凄く感謝しております。ここで出逢った監督、チームスタッフ、会社の皆さん、選手、ファン、サポーター、ボランティアの皆さんとの出会いは凄く大切な時間になりましたし、僕のこれからの人生で凄く大切になっていくと信じて努力していきたいと思っております。皆さん、本当にありがとうございました」(鳥取)
「ガイナーレ鳥取から移籍してきました福村貴幸です。J1昇格に向けて直向きに走りますので一緒に頑張りましょう」(東京V)
By サッカーキング編集部
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