タイトルパートナーとしてJリーグを応援している明治安田生命では、健康増進の取組みを継続的に支援する『みんなの健活プロジェクト』を展開している。このプロジェクトと親和性の高い企画として、当連載では「カラダとの対話術」と題し、Jリーグで活躍する選手たちへのインタビューを実施。第4回は2017年からJリーグ2連覇を成し遂げた川崎フロンターレの守備の要、谷口彰悟選手。Jリーグのフィールドプレーヤーとして歴代2位の連続出場記録を持つ“鉄人”に、コンディショニングの秘訣を聞いた。
インタビュー=細江克弥
写真=野口岳彦
取材日:2019年8月7日
■年齢を重ねることで“次の日”を真剣に意識
―――コンディショニングについて、本格的に意識するようになったのはいつからでしょう?
谷口彰悟 本気で考えるようになったのは、プロになってからだと思います。ただ、今になって振り返ると、はじめて親元を離れてひとり暮らしをした大学時代もいい準備期間になりました。あの4年間で、サッカーと真剣に向き合うための生活スタイルを確立することができた気がします。
―――当時からすでに、プロになる将来、あるいはその先の日本代表という目標を見据えていましたか?
谷口彰悟 僕はプロになること、プロになってからのこと、サッカーをやめてからのことなど、いろいろなことを考えて大学進学を選択したのですが、その時点の一番の目標は「プロになること」であり、「プロの世界で活躍すること」でした。そのために何をしなければならないのか…