広島が林(左)ら4選手との契約更新、ティーラシン(右)の退団を発表 [写真]=Getty Images
サンフレッチェ広島は30日、GK林卓人、MF稲垣祥、MF松本泰志、MF川井歩の4選手について、2019シーズンの契約を更新したことを発表した。また、ムアントン・ユナイテッドから期限付き加入していたFWティーラシンの移籍期間が満了となったことも発表している。
現在36歳の林は2001年に広島へ加入。一度は退団するも、2014年に広島へ復帰していた。今季の明治安田生命J1リーグでは全34試合に出場した。稲垣は現在27歳で、2017年にヴァンフォーレ甲府からサンフレッチェ広島へ移籍。今季の明治安田生命J1リーグでは33試合に出場し3得点を挙げた。現在20歳の松本も2017年から広島でプレー。今季の明治安田生命J1リーグでは3試合に出場した。川井は現在19歳で、広島の下部組織出身。今年トップチームに昇格し、今季の明治安田生命J1リーグでの出場はなかったが、JリーグYBCルヴァンカップでは5試合に出場した。
ティーラシンはタイ出身で、1988年6月生まれの現在30歳。ラパチャやムアントン・ユナイテッドといったタイ国内クラブの他、2007年から2008年までマンチェスター・C(イングランド)で、2008年にグラスホッパーズⅡ(スイス)で、2014年から2015年までアルメリア(スペイン)でプレーした経験がある。タイ代表としても長きに渡って活躍し、国際Aマッチ通算95試合出場42得点を記録している。今季の明治安田生命J1リーグでは32試合に出場し6得点を挙げた。
移籍期間満了にあたって、ティーラシンは広島の公式HPで別れの言葉を述べた。
「この1年間、サンフレッチェ広島の監督やコーチングスタッフ、その他のスタッフ、選手、クラブに関わる方々と一緒に仕事をすることができて、非常に嬉しく思います。そして、どんな辛い時でもサポートしてくださったサポーターの皆さまには本当に感謝しております。今年は最終的に優勝できなかったですが、さまざまな面でこのクラブの強さと将来は成功できるポテンシャルを強く感じました。最後になりますが、このクラブでプレーできたことは私にとって一生の誇りです。広島の皆さま、本当にありがとうございました。」