ティーラトン(左)とヤセル(右)が神戸退団 [写真]=Getty Images
ヴィッセル神戸は28日、ムアントン・ユナイテッド(タイ)から期限付き移籍していたタイ代表DFティーラトンとアル・ドゥハイルSC(カタール)から期限付き移籍していたカタール代表DFアフメド・ヤセルの2選手について、それぞれ期限付き移籍期間の満了に伴い退団することを発表した。
現在28歳のティーラトンは、今季開幕前に神戸へ加入した。2018明治安田生命J1リーグでは28試合、2018JリーグYBCルヴァンカップでは4試合、第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会では3試合に出場した。神戸退団が決まり、同選手はクラブ公式HPで感謝のコメントを発表している。
「Jリーグでプレーする事が僕の夢でした。この夢を叶えてくれたのはヴィッセル神戸。夢を、チャンスを与えてくれた事は心から感謝してます。少しでも恩返ししたいと思い、日々のトレーニング、試合に出るたびに自分のベスト尽くそう思いました。 この一年間はチームとして良い時も悪い時もありましたが、僕にとって全てが意味のある一年間でした。この一年間は自分を知る事が出来て、新しい事も学べました。神戸でサッカーだけじゃなく、人生経験を積むことが出来たのは僕の宝物です」
「最後に監督、コーチ、スタッフ、チームメイト、ヴィッセル神戸のサポーターの皆さまへ、いつも僕をサポートして頂き、ありがとうございました。心から感謝しています。もうヴィッセル神戸でプレー出来ないですが、ヴィッセル神戸のサポーターの一人として、これからも応援し続けます。いつの日か、ヴィッセル神戸に帰って来られたら…その時はまたよろしくお願いします。ヴィッセル神戸は僕の原点です。ありがとうございました」
一方、現在24歳のヤセルは今年8月に神戸へ加入した。J史上初のカタール人選手となったヤセルは、加入後J1リーグ戦7試合と天皇杯1試合に出場した。同選手も神戸のクラブ公式HPにコメントを寄せ、ファン・サポーターに別れを告げている。
「ヴィッセル神戸に関わる全ての皆様のサポートが私にとって大きな力となりました。本当にありがとうございました。非常に良い経験となりましたが、クラブの目標を達成することが出来ず、とても残念な気持ちがあります。また近い将来、神戸でプレーすることが出来ればと願っています」
By サッカーキング編集部
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