北九州、J通算100得点達成のダヴィとフェホが退団…ともに今季途中加入

　ギラヴァンツ北九州は7日、ブラジル人FWダヴィと同FWフェホについて、契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことが決まったと発表した。

　ダヴィは1984年生まれの34歳。2007年にブラジルのCSアラゴアーノからコンサドーレ札幌に移籍し、2009年からは名古屋グランパスでプレーした。同年7月にカタールのウム・サラルへ移籍。中国の北京国安を経て、2011年7月にヴァンフォーレ甲府へ期限付き移籍で加入した。2013年からは鹿島アントラーズでプレーしたが、2015年末で契約満了に。2016年8月には甲府へ2度目の加入を果たしたが、シーズン終了後に退団した。そして昨年7月、松本山雅FCへ加入。明治安田生命J2リーグ3試合出場にとどまり、契約満了が発表された。

　そして今年4月6日、北九州への加入が決定。今季は明治安田生命J3リーグで18試合出場4得点を記録した。J1、J2、J3通算100得点を達成している。契約満了にあたり、ダヴィは以下のようにコメントしている。

「1年間ありがとうございました。個人的にはチーム全体としてうまくいかなかったことや、自分個人のプレーも良くなかったことを申し訳なく思っています。スポンサーやサポーターの皆さん、そして選手やスタッフの皆さんにも感謝しています。みんな親切に良くしてくれてありがとうございました」

　フェホは1985年生まれの33歳。2013年にコンサドーレ札幌（現・北海道コンサドーレ札幌）、2015年に京都サンガF.C.でプレーし、キャリア通算で明治安田生命J2リーグ21試合出場4得点を記録した。京都退団後はブラジルのサンベルナルドFCでプレーしていた。そして今年4月27日、北九州加入が決定。今季は明治安田生命J3リーグで15試合出場1得点を記録した。

　契約満了にあたり、フェホは以下のようにコメントしている。

「サポーターの皆さん、いつも応援してくれてありがとうございました。どこへ行っても皆さんのことは忘れません」