C大阪退団が決まった茂庭(左)と酒本(右) [写真]=Getty Images
セレッソ大阪は5日、DF茂庭照幸とDF酒本憲幸の2選手について、契約満了に伴い来季の契約を更新しないことを発表した。
茂庭は現在37歳。2010年にC大阪へ加入し、同年は自身初の公式戦全試合出場を果たした。2014年はバンコク・グラスFC(タイ)への完全移籍も経験。翌2015年にC大阪へ復帰していた。今季はJ1での出場機会がなかった。通算ではJ1リーグ戦300試合出場0得点、J2リーグ戦75試合出場2得点、J3リーグ戦6試合出場0得点。2006年にはFIFAワールドカップ ドイツを戦う日本代表メンバーにも招集された。退団が決まり、同選手はC大阪のクラブ公式HPでコメントを発表。現役続行に意欲を見せた。
「2010年に大阪に来てから8年が経ちました。1年間は皆さんがよくご存知のプレミアリーグ(笑)に挑戦しましたが、7シーズンもの長い間、常に感謝の気持ちを持って戦ってきました。今年で契約は満了になりますが、これからもセレッソ大阪に感謝の気持ちを持ち続けて、次のステップに突き進んでいきたいと思います。ありがとうございました」
一方、酒本は現在34歳。2003年よりC大阪一筋でこれまでプレーしてきたチーム最古参だ。J1リーグ戦ではこの2年間出番がなく、今季はAFCチャンピオンズリーグで3試合、J3リーグ戦と第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会で1試合の出場に終わった。C大阪退団が決まり、同選手もコメントを発表している。
「この度契約満了によりセレッソから離れることになりました。まず、選手、スタッフ、チーム関係者、スポンサーの皆様、本当に長い間ありがとうございました!感謝の気持ちでいっぱいです!今振り返ると色々な事がありました。苦しかったり、辛かったり、うれしかったり、楽しかったり、今思い返してみても本当に幸せな時間だったなと感じています!僕はセレッソを離れますが、いちファンとしてこのチーム、このクラブの成功をずっと願い、応援しています!セレッソ大阪でプレーできたのは僕の誇りです!16年間ありがとうございました!」
セレッソ大阪は今季のJ1を7位で終え、尹晶煥監督の退任が決まっている。