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もう一度“世界”を目指すために…レイソルに求められるJ2を戦う「覚悟」

主将・大谷はサポーターの前で「1年でのJ1昇格」を誓った [写真]=J.LEAGUE

 “柏から世界へ”を掲げ、国内外での飛躍を誓った2018年だったが、柏レイソルの最終順位は17位。2度の監督交代も実らず、9年ぶり3度目のJ2降格となった。

 とはいえ、暗い雰囲気での幕切れとなったわけではない。むしろポジティブな要素の方が多い。第33節から指揮を執る岩瀬健監督のもとで2連勝を飾り、「来季につながる」明確な結果を残したのだ。最終節の相手であるガンバ大阪は9連勝中と絶好調だったが、常に先手先手を取り続け、終わってみれば4-2で勝利。岩瀬監督は「選手たちが覚悟を持って取り組んだ結果。もともと持っているパワー、スピード、アイディアが表現できるようになった」と総括した。

[写真]=Getty Images

 来季レイソルを待ち受けるのは「難しく厳しい」J2での戦いだ。今季は最終節まで4クラブに優勝の可能性があったように、毎年毎年J2には“混戦”という言葉が付きまとう。各クラブの戦力差も年々縮まっており、2013年のガンバ大阪や2017年の名古屋グランパスなどJ1級の戦力を擁した“オリジナル10”も苦しんだ。またJ1参入プレーオフ1回戦の試合後、大宮アルディージャの石井正忠監督は「J2での戦いに慣れるまで時間がかかってしまった」と振り返っており、J2を勝ち上がった経験を持つレイソルでも一筋縄ではいかないことだろう。ホーム最終戦セレモニーで「必ず1年で昇格できるように全員で戦う」と宣言した主将・大谷秀和は来季に向けてこう語った。

「この2試合だけのスパンなら素晴らしい結果ですけど、チームとして長いスパンで見るとJ2降格という結果になってしまった。来季は長いスパンで短いスパンで出来ていたようなことを出せるようにしないといけないと思います」

「J2で戦うという覚悟が必要ですし、前を向いて毎試合勝つためにどれだけの努力ができるかだと思います。目の前の試合に勝つために戦うことが前回のJ1昇格にもつながった。レイソルのサポーターの皆さんは苦しくても声援を送ってくれるので、あとは選手たちがその期待に応えるような戦いをピッチで見せるだけだと思います」

 試合前『柏レイソルはどんな時でも強くなければならない』という横断幕が掲げられた。J1、ルヴァンカップ、天皇杯の国内3大タイトルを擁するレイソルがJ2で足踏みするわけにはいかない。その長く険しいJ2を戦い抜いた先に、もう一度“世界”が待っている。

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