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京都、正岡ジャイル通訳兼副務が退任…1992年の加入から27年間在籍

2018.11.26

京都

 京都サンガF.C.は26日、正岡ジャイル通訳兼副務が2018シーズン限りで退任することを発表した。

 ブラジル出身の正岡氏は現在58歳。1981年に読売サッカークラブでキャリアをスタートさせ、1992年に京都の前身クラブである京都紫光クラブへ移籍した。1994年で現役を引退すると、翌年から京都の通訳に就任。2001年から2005年にかけては下部組織での指導も経験したほか、2011年から2014年は強化部海外スカウト担当、2016年から2017年までの2年間はトップチームの分析担当も務めるなど、在籍27年で様々な役割を担った。京都を離れるにあたって、同氏はクラブ公式HPでコメントを発表。思いの丈を綴っている。


「この度27年間お世話になった京都サンガを退団することになりました。このチームの歴史は初代社長の長澤浩三氏と強化部長の嶋谷征四郎氏の『京都にJリーグクラブを作りたい』という強い思いから、当時の選手達は鴨川などのいろいろな所でイベントをして人を集め、署名活動にご尽力いただいた多くの関係者により25万人の市民の皆様からの署名を頂き京都パープルサンガが誕生したところから始まりました。その後天皇杯優勝や2回のJ2優勝と良い時もありましたが、ここ数年は皆様が満足出来る成績を残せずにいます。私としてはこのチームがJ1で優勝出来るくらいの強いチームになることが夢で、微力ながら関わって来ましたが今ここで力尽きてしまいました」

「しかし27年もの長い間サンガに関われたことは私の誇りであり、今の私を育ててくれたこのチームは私の全てです。これからもサンガに対する愛情は変わることはありません。人は毎年去りますがクラブはいつまでも残ります。そしてクラブはサポーターの皆様がいなければ成り立ちません。どうぞいつまでも京都サンガを応援し続けてください。最後にスポンサーの皆様、サポーターの皆様、チーム関係者の皆様、全ての皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました」

By サッカーキング編集部

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