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清水の久米一正GM、大腸がんのため63歳で逝去…日本サッカー界に貢献

2018.11.24

久米一正GM ©J.LEAGUE

 明治安田生命J1リーグの清水エスパルスのゼネラルマネジャー(GM)を務める久米一正氏が23日午後11時3分に大腸がんのため63歳で逝去した。24日に清水エスパルスが発表している。

 久米一正GMは、浜名高、中大を経て1978年に日立製作所へ入社。日本サッカー協会の日本サッカーリーグ(JSL)事務局長を務めた後、柏レイソルや清水エスパルス、名古屋グランパスの重役として日本サッカー界に貢献し続けていた。また、名古屋では2010年にクラブ初のリーグ優勝を達成。2015年に同クラブ社長に就任したが、クラブ初のJ2降格を受けて2016年に退任していた。


 そして2018年元日付で清水エスパルスに11年ぶりに復帰すると、GMを務めていた。清水は今季はここまで勝ち点47の7位。24日はヴィッセル神戸と対戦する。

清水エスパルスが公式サイトで公開した左伴繁雄社長の弔辞

「今シーズン当初よりGMとして、短い期間ではありましたが、トップチームの強化を中心に持ち前のバイタリティとサッカー界随一のキャリアを持って、大車輪の活躍をされていただけに、その結果を見届けることなく逝かれてしまったことは、エスパルスを預かる立場としても、また同期としても残念でなりません」

「最後までチームや会社を思うばかりに、ご自身の病を伏せ、面会を断り続け、今シーズンの成果を常々望んでおりました。今後は、故人の意思を汲み、今シーズン残り2試合はもとより、強いエスパルスの復権に向けて取り組んで参る所存です」

「エスパルスのみならず、日本サッカー界の発展に尽力されてきたことに敬意を表し、改めまして故人のご冥福をお祈り申し上げます」

By サッカーキング編集部

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