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長野、阪倉裕二監督が退任へ…美濃部直彦GM、小笠原唯志強化ダイレクターも

2018.11.20

退任が決まった阪倉裕二監督 [写真]=J.LEAGUE

 AC長野パルセイロは20日、阪倉裕二監督と美濃部直彦ゼネラルマネージャー(GM)、小笠原唯志強化ダイレクターの3名が今季限りで退任することを発表した。

 阪倉監督は現在51歳。今季から長野のヘッドコーチに就任し、浅野哲也前監督の退任に伴い6月12日から監督に昇格していた。2018明治安田生命J3リーグで長野はここまで9勝11分け10敗の勝ち点「38」で11位。阪倉監督就任後は7勝5分け6敗と勝ち越しているものの、J2昇格を逃している。


 同じく今季限りで退任する美濃部GMは、現在53歳。これまでは京都や徳島で指揮を執った経験を持ち、長野でも2013年から2015年8月まで監督を務めた。昨季より現職に就いていたが、2年でチームを去ることとなっている。また、小笠原強化ダイレクターは現在49歳。こちらも美濃部GMと同じく昨季より現職を務めていたものの、今季限りで長野に別れを告げることが決まった。

 長野はリーグ戦残り2試合、23日の第33節でFC東京U-23とのアウェイゲームを、12月2日に最終節でグルージャ盛岡とのホームゲームを戦う。

 退任する3名のコメントは以下の通り。

■阪倉裕二監督
「今シーズン限りで長野パルセイロの監督を退任することとなりました。クラブの目標であったJ2昇格を果たすことができなかったことを非常に残念に思っています。サポーターの皆様にはホームアウェイに関わらず、温かい声援をいただき感謝しております。ただ、まだ残り2試合残っていますので、連勝を目指して最後まで戦い抜きたいと思います。また改めて、最終戦終了後にご挨拶を申し上げたいと思います」

■美濃部直彦ゼネラルマネージャー
「GMを今シーズン限りで退任することになりました。この2年間、自分が監督時代から感じていた、チーム力だけでなく、クラブ力の強化を目標にし、このクラブの良いところを伸ばし、改善すべきところを修正する仕事を行ってきました。事業、アカデミー、強化、それぞれの部門で各担当者と連携しながら、少しは変化をもたらせたと思います。しかしながら、来季以降は続けることができなくなり、本当に残念に思います。監督、GMとして、このクラブの仕事に携われたことに感謝しています。また、サポーターやスポンサーの方々には大変、お世話になりました。本当にありがとうございました。長野パルセイロの財産はサポーターです。これからも皆様から信頼され、愛されるクラブ作りを続けていってほしいと願います」

■小笠原唯志強化ダイレクター
「2年間ありがとうございました。自慢のサポーターの方々に喜んでもらえるよう尽力して参りましたが、そこまでに至らなかったのが残念でなりません。これからも長野パルセイロの益々のご発展を心よりお祈りいたします。ありがとうございました」

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