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浦和レッズが取り組むまちづくり。2020東京五輪とその先を見据えて

 9月30日に埼玉スタジアムで行われるJ1リーグ第28節浦和レッズvs柏レイソルにおいて、浦和レッズが参画している「みその都市デザイン協議会」が、シャトルバスの優先走行をはじめとした交通社会実験を実施する。

 埼玉スタジアムや浦和美園駅の開業を皮切りに整備が進められている「さいたま市美園地区」は、「美園スタジアムタウン憲章」の下、新しい価値を生みながら成熟していくまちづくりを目指している。これまで浦和レッズも協議会のメンバーとして、埼玉スタジアムを軸としたスポーツや健康をテーマとするまちづくりを提言してきた。

 しかし、同地区で商業施設や住宅が徐々に増える中、自動車交通量の増加に伴い、サッカー開催日の渋滞悪化が懸念事項となっている。

 同地区には大型医療機関の建設が予定されており、埼玉スタジアムは東京2020オリンピック競技大会の会場としても使用される。街を訪れた人たちが快適かつ安全に各施設へアクセスでき、地域に居住する人たちが安心して暮らせる環境を目指すために、何らかの解決策を講じる必要が出てきているのだ。

 こうした中、交通渋滞の直接的な原因として考えられる試合観戦者の自家用車に着目し、公共交通を中心とした交通手段への転換を図る実験が行われる。

 9月30日の試合終了後、埼玉スタジアムから国道463号バイパスに向かう浦和岩槻線の一部区間が、一定時間に限りバス専用道に切り替わる。試合観戦者にはシャトルバスをはじめとする公共交通機関の利用を促す。埼玉スタジアム周辺の駐車場を利用して自家用車で移動する場合、従来以上の時間がかかる可能性があるため注意が必要だ。

 また、埼玉高速鉄道の協力の下、浦和レッズが主体となって企画した新たな2つの取り組みも始まった。

『SR特典付き観戦チケット』は、「メインアッパー指定席 観戦チケット」と「埼玉高速鉄道 東川口駅~浦和美園駅間 往復分乗車券と引き換え可能な引換券」がセットになった特別チケット。大人420円、小児220円の乗車券代が実質無料となる。引換券および引き換え後の乗車券は、9月30日の柏レイソル戦当日に使用できる。

『浦和レッズエコきっぷ 2nd』は、埼玉高速鉄道 東川口駅~浦和美園駅間の乗車料金が50%割引となる往復乗車券だ。8月、9月に埼玉スタジアムで開催される浦和レッズホームゲーム6試合のうち、利用者が任意で決めたいずれか2試合で使用できる。8月1日に1,000セット限定で発売されたが、早々に完売したため、交通社会実験を適正に行えるよう追加で販売されることが決まった。

 まちづくりの理念に共感し、交通社会実験に理解を示す人たちに向けたホスピタリティーの一つとして、このような新たな取り組みが実施されることになった。

 浦和レッズは東京五輪とその先を見据え、今後も試行と検証を重ね、まちづくりを推進していく。

交通社会実験 実施概要

●実施日
2018年9月30日(日)
※明治安田生命 J1リーグ 第28節 浦和レッズ 対 柏レイソル(14時キックオフ)開催日

●実施施策
試合終了後のシャトルバス優先走行化

●内容
シャトルバスの所要時間改善に向けた優先走行化の実験を実施。

・シャトルバス優先区間(交通規制区間)…赤色
浦和岩槻線の川口方面一部区間での車両通行禁止(バス、タクシー、許可車両除く)

・振分区間…紫色
交通規制区間への一般車両誤進入防止のため、カラーコーン、交通誘導員配置等により誘導。

・車両通行推奨ルート(迂回ルート)…緑色
一般車両を岩槻南部中央通線、美園3号線、大門中野田線へ誘導。
※迂回ルートへの車両誘導を円滑に行うための歩行者、自転車の浦和岩槻線西側歩道への通行誘導も併せて実施。

●実施時間
16時頃~17時30分頃(※予定:当日の道路状況等により変更が生じる可能性あり)

●効果測定調査概要
交通量調査: シャトルバス(所要時間)、自動車(渋滞長、滞留長、信号現示)
アンケート調査: サッカー観戦者、周辺地域居住者等

●実施体制
主催:みその都市デザイン協議会
運営:浦和レッドダイヤモンズ(株)、国際興業(株)、東武バスセントラル(株)、朝日自動車(株)、(株)SPD セキュリA、埼玉スタジアム2○○2公園管理事務所、埼玉県浦和東警察署、(一社)美園タウンマネジメント、さいたま市浦和東部まちづくり事務所
協力:埼玉高速鉄道(株)、イオンリテール(株)、埼玉県公園スタジアム課

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