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【広島vs浦和プレビュー】広島は依然首位を快走…浦和は今季広島と3回対戦して1勝1分1敗

今夏浦和に加入したファブリシオ。興梠慎三との連携にも自信をのぞかせる [写真]=J.LEAGUE

■サンフレッチェ広島 リーグ戦再開後の2試合はいずれも完封

【プラス材料】
 野上結貴の負傷欠場によって不安視された守備も、千葉和彦の見事な復活劇と林卓人の素晴らしいセーブによって名古屋を完封。勝利こそ勝ち取ることができなかったが、大きくメンバーが替わって情報が乏しかった名古屋に対して、敵地で勝ち点1をで確保できたことは前向きに捉えていい。

 リーグ戦再開後、2試合続けて完封したチームは広島だけ。1試合平均失点も0.47と、再び0.50のラインを切った。また、攻撃面でも得点こそ奪えなかったがチャンスは量産している。ワイドを起点としての崩しで相手を混乱させて決定的なチャンスを作ったことは、後半戦に向けての好材料と見ていい。

 青山敏弘も傷めた膝はすっかり完治。見事なスルーパスで相手陣を切り裂くなど、圧倒的なプレーで試合を支配。好調ぶりをアピールしている。

【マイナス材料】
 チャンスを数多く作りながらも、リーグ前節の名古屋戦は結局、無得点。枠内シュートは15本中8本だったが、最後までランゲラックの牙城を崩すことができず、FC東京との勝ち点差が7に縮まった。

 ビッグチャンスを決められない状況を変える特効薬となるのは新しい選手の台頭だが、川辺駿や森島司といった期待の若手は明確な結果を出せず、新外国人のベリーシャもまだ先発できるほどのコンディションではない。パトリック以外の得点源を早く確立させないと、「広島包囲網」を打破するのは難しくなる。

 こういう時に頼りになるのはセットプレーだが、名古屋戦では8本のCKを得ながら得点できていない。PKを除くセットプレーからの得点は7得点とリーグ3位ではあるが、今後はさらにプレースキックからの得点が重要になる。

文:紫熊倶楽部 中野和也

■浦和レッズ 新加入のファブリシオが上々のデビュー

【プラス材料】
 リーグ前節のC大阪戦で新加入のファブリシオがデビューし、強烈なシュートも放って力を見せた。自身は「試合を重ねていくことで、よりポテンシャルを発揮できる」とした上で、興梠慎三との2トップが予想されるなか、「課題は距離感だけ。もっと連動性を高められると思うし、危険なプレーもできるはず」と、さらなる向上への手応えを語った。

 広島とは、今シーズンルヴァン杯を合わせてすでに3回対戦しているが、1勝1分1敗と全くの五分の成績を残している。リーグの順位が首位と12位であることを考えれば、決して相性の悪さは感じない。その成績も順番で言えば、負け、引き分け、勝利と戦績を伸ばしてきての4試合目になる。

 しっかりとした守備をベースにした上で、ここ3試合で6得点を挙げている必殺のセットプレーで勝利をもぎ取りたい。

【マイナス材料】
 最終ラインを支えてきた遠藤航のシント=トロイデンVV(ベルギー)移籍は、戦力的に間違いなくマイナスだと言える。そのポジションには岩波拓也が入ることが予想され、「初めて試合に出るわけではない」と冷静に話すが、試合勘の欠如は不安視される部分だ。

 また、首位に立つ広島を相手に、西川周作は「攻撃パターンが多く、注意する場所はたくさんある」と話した。浦和はここまで15失点と、試合数より少ない数字でまとめているが、広島はさらにその上をいく8失点。ここまで16得点の攻撃力でゴールを奪えるかどうかは、楽観視できない。

 また、試合開催日は台風12号の接近も予想され、天候が崩れる恐れもある。そうした不確定要素の多さに、チームが柔軟に対応できるかどうかは試合のポイントになりそうだ。

文:totoONE編集部

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