2016年から柏でプレーしている伊東純也 [写真]=Getty Images
2018-19シーズンはブンデスリーガ1部での戦いに臨む、昇格組のデュッセルドルフが、柏レイソルに所属するFW伊東純也の獲得に向けてオファーを提示したようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が9日に報じている。
デュッセルドルフは2017-18シーズンにレンタル移籍で加入していた日本代表FW宇佐美貴史を完全移籍で獲得することを望んでいるものの、所属元のアウクスブルクが移籍金300万ユーロ(約3億9000万円)を要求している模様。条件面の開きから交渉は難航しているようだ。
そして今回の報道によると、デュッセルドルフは宇佐美に代わる攻撃陣の補強として、伊東に白羽の矢を立てたという。『Kicker』によれば、当初は日本国内で報じられていた獲得への動きを「デュッセルドルフも認めた」とのことで、移籍金は100万ユーロ(約1億3000万円)を多少上回る額と推定されている。
伊東は1993年生まれの25歳。神奈川大学からヴァンフォーレ甲府を経て、2016年から柏でプレーしている。昨年12月には日本代表デビューを果たしている国内屈指の高速ドリブラーが、ブンデスリーガの舞台でプレーすることになるのか。今後の動向に注目だ。
By kicker日本語版