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「イニエスタの先輩たち」…Jリーグに来たバルサ戦士6名をスペイン紙が特集

2018.05.25

バルサ所属歴を持ち、Jリーグでもプレーしたリネカー(左下)、ストイチコフ、ラウドルップ(右) [写真]=Getty Images

 バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタヴィッセル神戸へ完全移籍で加入することが24日に発表された。同日付のスペイン紙『マルカ』は移籍発表を受け、過去にJリーグでプレーした“バルサ戦士”を特集している。

『マルカ』は、バルセロナのトップチームとJリーグクラブの両方に所属した経験を持つ6選手にフォーカス。顔ぶれは以下の通りとなっている。


■フリオ・サリナス(元スペイン代表FW)
バルセロナでは1988年から6シーズンに渡ってプレー。元オランダ代表のヨハン・クライフ氏が率いた“ドリームチーム”の一員として、リーガ・エスパニョーラ4連覇やUEFAチャンピオンズカップ(現・チャンピオンズリーグ)制覇を経験した。日本では1997年から2シーズン、横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)に所属。Jリーグ通算で34得点を記録した。

■ゲリー・リネカー(元イングランド代表FW)
イングランドで2年連続の得点王を獲得した後、1986年にバルセロナに移籍。3シーズンに渡ってスペインでプレーした。以後、トッテナムを経て1993年に名古屋グランパスエイト(現・名古屋グランパス)へ加入。しかし、所属2年間でJリーグ通算4得点にとどまり、現役引退を決断している。

■チキ・べギリスタイン(元スペイン代表MF)
レアル・ソシエダで頭角を表し、1988年にバルセロナに移籍。サリナス同様に“ドリームチーム”で活躍した。1997年から3シーズンに渡って浦和レッズでプレーし、現役を引退。以後はバルセロナのスポーツ・ディレクターなどを歴任し、現在はマンチェスター・Cのスポーツ・ディレクターを務めている。

■フリスト・ストイチコフ(元ブルガリア代表FW)
サリナスやべギリスタイン同様に“ドリームチーム”でプレー。バルセロナ在籍中の1994年にはワールドカップで得点王に輝き、バロンドールも受賞した。1998年に柏レイソルへ加入。2シーズンで12ゴールを記録している。

■ヨン・アンドニ・ゴイコエチェア(元スペイン代表MF)
故郷のバスク地方のチームでの活躍を経て、1990年からバルセロナでプレー。同選手もまた“ドリームチーム”の一員で、プレー初年度にはスペイン人最優秀賞も受賞している。1998年には横浜マリノスに加入。1シーズンだけのプレーとなったが、サリナスとの再共演を果たした。

■ミカエル・ラウドルップ(元デンマーク代表MF)
1989年にユヴェントスからバルセロナに移籍し、“ドリームチーム”で活躍。ストイチコフとの抜群の連係を発揮し、タイトル獲得に貢献した。その後はレアル・マドリードへの“禁断の移籍”を経て、1996年に当時2部(JFL)のヴィッセル神戸に移籍。Jリーグ昇格に貢献している。

 名だたる“バルサ戦士”がプレーしてきたJリーグ。バルセロナのクラブ史に残る活躍を見せたイニエスタは、日本の地でどのようなプレーを見せることになるのだろうか。

(記事/Footmedia)

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