2018.05.11

【浦和vs鳥栖プレビュー】浦和はリーグ戦13試合で13失点と守備が健闘…鳥栖は昨季浦和に1勝1分と負けなし

オズワルド・オリヴェイラ監督は、浦和に自らのメソッドを確実に注入している [写真]=J.LEAGUE
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■浦和レッズ 徐々に浸透している、“オリヴェイラ・イズム”

【プラス材料】
 リーグ前節の鹿島戦は0-1で敗れたが、オズワルド・オリヴェイラ監督の戦術は浸透度合いを高め、内容的には良いゲームを展開した。9日のルヴァン杯名古屋戦では主力の多くを休ませることができたため、コンディション調整にも問題は少ないだろう。その名古屋戦でフル出場したDF槙野智章は「連戦が続いた方が、リズムがあって良い」と、状態に問題がないことを話している。

 守備面では対戦相手に応じた細かい修正を選手たちが消化できるようになり、攻撃面では右サイドを中心とした崩しが確立されつつある。今季全体を見れば不振と言えども、13試合で13失点に留めている点からも大崩れをしていないのは良い点だ。

 鳥栖戦は、2012年以降のホームゲームで1敗しか喫していない。勝利を収めることが求められる試合になる。

【マイナス材料】
 オリヴェイラ監督の就任後に敗れた試合の共通項は、先制点を与えていることにある。13試合を終えて12得点と、全体的に見れば得点力不足が浮き彫りになっているチームだけに、追いかける展開になることは避けたい。

 また、その得点のうち半分はFW興梠慎三がマークしたものであり、エースが徹底的にマークされた際に他の選手がどれだけ得点できるかという点では不安要素が大きく残る。FWアンドリュー・ナバウトが負傷離脱しただけに、他のフォワード陣がどれだけ相手守備陣にプレッシャーをかけられるか。

 全体的な選手層では浦和が優位なだけに、9日の名古屋戦から中3日の日曜日開催という日程は、浦和のメリットを小さくするとも言えるだろう。

文:totoONE編集部

■サガン鳥栖 リーグ戦の連敗は7でストップ、このまま上昇気流に乗りたい

【プラス材料】
 前節の清水戦を3-1でモノにしリーグ戦の連敗を7で止めただけでなく、続くルヴァン杯でも長崎に2-1と勝利し、チームには勢いがついている。

 その清水戦では、リーグ戦8試合ぶりに複数得点を奪取するなど、攻撃陣に明るい兆しが見えた。1試合平均1.08得点の得点力が上向いてくれば、1点差で負けていたような試合でも、勝ち点を確保できるようになるだろう。

 そして、けがで離脱していたFW池田圭やFW趙東建が、チームに戻ってきた。これで『攻撃的な鳥栖』が戻ってくる可能性は十分だ。

【マイナス材料】
 攻撃陣の陣容は揃ってきたが、守備陣の出来が安定していないのは、継続している不安材料である。4バックと5バックを使い分けながら連敗にストップをかけることができたが、降格圏を抜け出すだけの守備の構築はできているように見えない。ディフェンスの選手の放出もささやかれており、落ち着かない状態のまま今節を迎えることになってしまった。

 フェルナンド・トーレス加入の噂などで賑わいを見せる半面、守備陣の立て直しが図れないアンバランスさが、今節露呈してしまう可能性は十分にある。

文:totoONE編集部

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