2018.04.13

【鹿島vs名古屋プレビュー】けが人相次ぎ野戦病院と化す鹿島…名古屋は前節2得点のFWジョーに期待

リーグ前節の仙台戦で2得点を決め、復調の兆しを見せた名古屋FWジョー。 [写真]=J.LEAGUE
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■鹿島アントラーズ 公式戦4戦未勝利に新たな負傷者の追い討ち

【プラス材料】
 チームはFC東京戦で逆転負けを喫し、今季初となるリーグ戦2連敗となった。さらに中2日という過密日程もあり、プラス材料は多くない。

 あえて挙げるとすれば、太ももの張りで戦列を離れていたDF内田篤人が全体練習に合流しており、臨戦態勢は整ったということ。そして名古屋戦でベンチ入り、復帰する可能性がある。また、状態不良でFC東京戦を欠場したDF昌子源も先発に戻ってくる可能性が高い。

 負傷者が相次ぐなかで、大岩剛監督がどういう采配を見せるか。これまでは前線は、決まったメンバーでローテーションしていたが、公式戦4試合連続未勝利ということで、若手ら流れを変えるための起用はあるのか。重苦しい空気が漂うなか、ホームの名古屋戦を迎える。

【マイナス材料】
 前節のアウェイ・FC東京戦の序盤に負傷交代した左サイドバックの主戦、DF山本脩斗は名古屋戦の出場が難しい。今週にはFW安部裕葵が腰の負傷で約1カ月の離脱が決まったばかり。痛みを抱えるMFレオ・シルバのほか、MF遠藤康、DF安西幸輝の長期離脱選手と合わせ、チームはまるで野戦病院のようだ。

 湘南戦では敗れはしたものの、光が差し込んだ内容を見せた。ただ、FC東京では停滞したチームに逆戻り。エース・FW金崎夢生の先制点を勝利につなげることはできなかった。ACLではJリーグ勢の中で1次リーグ突破を一番乗りで決めたが、リーグ戦は2勝2分け3敗と黒星が先行。正念場の鹿島はこの悪い連鎖を断ち切ることができるのか。

文:totoONE編集部

■名古屋グランパス 攻撃の核、MFのG・シャビエルが復帰の可能性も

【プラス材料】
 リーグでの連敗が4に伸びてしまったチームの中で、唯一の希望と言えるのがFWジョーの復調だ。仙台戦では後半だけで2得点を挙げ、「後半の戦いは良かった」と手応えも十分。連戦の方がコンディション調整もしやすいと豪語する男だけに、得点という“栄養剤”も入ったこの週末への勢いという点では期待が持てる。

 札幌戦をハムストリングスの負傷で欠場したMFのG・シャビエルも軽傷との情報があり、今節に間に合わせてくる可能性も。現在リーグで記録している8得点のうち、7得点をマークしている助っ人たちが揃うのならば、それは朗報以外の何物でもないだろう。リーグ3試合連続で3失点を喫している守備陣の奮闘にも注目だ。

【マイナス材料】
 奮闘を期待しつつも、現在のチームの泣き所が守備にあることもまた間違いのないところ。この10日間に行われた公式戦では計11失点を喫しており、守備の再構築は急務でもある。

 仙台戦では3バックのテストも行ったが、前半限りでフェードアウト。DF櫛引一紀やDF宮原和也ら守備ラインの選手たちには何ともストレスフルな日々が続いている。

 負傷者の多さは相変わらずで、G・シャビエルの復帰も不透明には違いなく、この鹿島戦においても選手層の薄さは解消されていない。スタメンたちがどれだけ試合を優勢に運べるかに勝敗が左右される嫌いは強く、FW押谷祐樹などベンチメンバーの奮起は強く求められている。

文:今井雄一朗

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