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ハイライン戦術に「やりがい」を感じる飯倉大樹「俺に適したスタイル」

チームの完封勝利に貢献した飯倉大樹 [写真]=兼子愼一郎

 ヒヤリとするシーンだった。79分、浦和レッズの青木拓也が左からパスを受けると、顔を上げてゴールの位置を確認した。すると、自陣から超ロングシュートを放ったのだ。

「ヒヤリはあるけど……。やっぱり90分の中でいつ打ってくるか分からないし。(あの時は)自分たちの自陣でのオーガナイズも悪かったので、狙って来ないかなと思ったのが正直なところ。いくらゴールが空いているとはいえ、あそこのレンジからシュートを打つのは難しいと思うので」

 守っていた横浜F・マリノス飯倉大樹はそう語ったが、それでも青木は打ってきた。

 すると飯倉は「あれはフイを突かれて『ヤバい』と思ったので、ボールを見ずに戻りました(苦笑)。でもまあ、今季は5、6本ぐらい蹴られているけど、なかなか枠に行っているのもないので」と振り返った。

 アンジェ・ポステコグルー監督も「監督をしていて、あの状況で決められたのは4回ぐらい。他の三千何回はゴールに入っていないので、あれを決められたらしょうがないかな(笑)」と気にも留めていない様子だ。

 今季の横浜FMはハイラインを志向する。それにより、飯倉もこれまでにない高いポジション取りをしている。

「実際には後ろでゴールを守るスタイルがほとんどだし、それがオーソドックスなのかもしれないけど。自分の中ではオーソドックスをやる必要はない。こういう守り方ができるなら、(上背のない)俺はこっちのほうがいい。わざわざ自陣のゴールに寄ってきてファインセーブするより、高い位置でボールを取れたほうがカウンターのチャンスになる。そういう意味では俺に適したスタイルだと思う」

 生き生きした表情で「やりがいがある」と語る守護神・飯倉。プロ14年目で得た新しい挑戦に、今は楽しみながら取り組んでいる。

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