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“超J2級”助っ人コンビが開幕戦から躍動! 大宮の左サイドは確かな「武器」に

勝利の原動力となったマテウス(左)とシモヴィッチ(右)[写真]=J.LEAGUE

 1年でのJ1復帰を目指す大宮アルディージャヴァンフォーレ甲府による開幕戦は、“超J2級”の助っ人を擁する大宮が勝利をもぎ取った。

 まずは開始8分、大宮がこの試合1本目のCKを獲得。エリア内には主将の菊地光将や199cmの長身を誇るロビン・シモヴィッチら空中戦に強い面々が揃う中、新加入の中村太亮は相手の意表を突く低いクロスを送る。横谷繁がスルーすると、最後はマテウスが得意の左足で決めて、大宮が幸先良く先制した。

 実はこの得点シーン、キャンプ中から「何度も練習してきた形(マテウス)」。キッカーを務めた中村は「リスクもあったけど、思い切ってやってみた」と明かしたように、この決断が功を奏した。これには敵将の吉田達磨も「裏をかかれた」と試合後の会見で舌を巻いている。

マテウス

意表を突くCKからマテウスが先制弾 [写真]=J.LEAGUE

 1点をリードし迎えた50分、茨田陽生のスルーパスにマテウスが反応。折り返しをシモヴィッチが押し込んで、大宮移籍後初ゴールを記録した。その後、PKで1点を返されたものの、最後まで集中した守備で同点弾を許さず。J1昇格を争う甲府を下し、勝ち点3を獲得した。

 この勝利の鍵となったのが大宮の“左サイド”だ。2トップの左に入ったシモヴィッチが前線で起点になったことで、高精度クロスが持ち味の中村、前への推進力に長けるマテウスがより生きる結果となった。大宮を率いる石井正忠監督も「左サイドからの攻撃は武器になる」と早くも手応えを感じている。

 昨年までは単独で突破する場面も多く見受けられたマテウスだが「ロビンが前でキープできるのでタメができるし、相手のマークを引き付けてくれる。プレーするスペースができて、仕掛けることができた」という。そのシモビッチも「左サイドからはいいコンビネーションで攻撃することができた」と、こちらも自信ありげな表情を覗かせた。

 ライバル・甲府を下して勝ち点3を獲得したことだけでなく、チームとして得意の攻撃パターンを見出せたことも開幕節の大きな収穫と言えるだろう。

取材・文=三島大輔

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