2018.02.25

鹿島のDF西大伍が復帰へ前進、思い描くのは中盤で輝く姿

西大伍
昨年12月に全治約4カ月のケガを負った西大伍、「すべて必然」と冷静に語った [写真]=NIKE
サッカーキング編集部

 復帰に向けて状態は上向きだ。自身の体と向き合い、地道なリハビリを続けてきた鹿島アントラーズの西大伍は、ボールを蹴られる状態にまで回復した。

 西が右ひざの内側側副じん帯を断裂したのは昨年12月2日のリーグ最終戦。相手FWのアダイウトンと接触し、開始わずか14分でピッチを後にした。この試合で引き分けた鹿島は、最終的に得失点差で川崎フロンターレを下回り、つかみかけていた優勝は手からこぼれ落ちた。

 この冬はリハビリに専念した。「サッカーよりも真面目に取り組んだかもしれない」と冗談交じりに話すが、治療のために徳島県まで足を延ばすこともあった。大好きな釣りも「どうせこの時期は寒くて釣れないから」と数回にとどめた。あれこれと深く考え込んでしまう性格の西からすると、釣りは「糸だけに集中できる時間」だという。

 タイトル奪還を狙う今季、鹿島ではサイドバックの先発の座をめぐって激しい競争が繰り広げられている。ドイツから復帰した内田篤人を筆頭に、成長著しい伊東幸敏や左右をこなす新加入の安西幸輝ら人材は豊富。だが、西にはポジション争いで出遅れたという焦りはない。むしろ以前から希望していた中盤での起用が増える可能性に、待っていましたとばかりに目を輝かせた。

西大伍

西はユース時代にトップ下やボランチでプレーしていた [写真]=NIKE

「最終ラインにいたら面白い選択肢を持っていても、安全なものを優先してしまう。でも、一つ前の位置にいるだけで、閃いたことをトライできる。サイドバックが完璧だとは思っていないですけど、何かを変えないと自分の成長はない。僕は変化が好きなんですよ」

 思えば昨季、試合途中にボランチへポジションを変えた際にはどこか楽しそうにプレーしていた。もちろん、常勝軍団の鹿島はどのポジションも層が厚く、中盤での先発が約束されているわけではない。それでも西にとっては「やっとできる」というワクワク感のほうが大きいようだ。そこにケガによる長期離脱を悲観する姿はなく、新たな挑戦に胸を高鳴らせていた。

◆西大伍の足元で輝く『マーキュリアル』、洗練されたデザインに注目

 西が新たに手にしたのは、史上最高のバージョンアップを遂げた『マーキュリアル』。軽さやフィット感などの機能性もさることながら、斬新なカラーが注目を集めている。

 俊足なチーターからインスピレーションを受けたという最新作は、ド派手なオレンジが疾走感を強調。また『マーキュリアル』の誕生20周年を記念して、かかとには「M」の文字が大きくあしらわれ、大胆かつスタイリッシュなデザインに仕上がった。

ナイキ

 機能性が同じであれば、“イケてる”スパイクを履きたいと思うのは当然のことだ。西も「やっぱりかっこいいスパイクを履きたい」と見た目を重視する。

「派手なデザインが好きですね。試合前のロッカールームで自分の姿を見た時、『行くぞ!』となる。最新作のカラーはテンションが上がりますよね」

 女性がおしゃれな洋服や小物でテンションが上がるように、“イケてる”スパイク『マーキュリアル』は選手の気分を高める効果をも持ち合わせている。

取材・文=高尾太恵子
写真=ナイキジャパン

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