浦和レッズ主催のキックオフイベントが開催された
15日、さいたま市文化ホールにて浦和レッズ主催のイベント『浦和レッズ 2018キックオフイベント』が開催された。
平日夜の開催となったが、会場には740人の浦和サポーターが駆け付け、中には発売されたばかりの2018シーズンのレプリカユニフォームを着たサポーターも見受けられた。
イベントは3部構成となっており、第1部には浦和の淵田敬三代表が登壇した。淵田代表は「2019年にリーグチャンピオンとして再びアジアの舞台で戦うことが目標」と話し、2018シーズンにおける国内制覇への意気込みを改めて表明した。
第2部には、マルティノスや武富孝介をはじめとする新加入選手7人が登場し、サポーターへの自己紹介を兼ねたインタビューが行われた。会場が沸いたのは、ユースから昇格した荻原拓也と橋岡大樹によるトーク。荻原が「武藤(雄樹)くんは話を聞いているだけで面白い。印象的な話は……、ありきたりな話なのであまり覚えていないです(笑)」と語れば、橋岡はキャンプで同部屋だった武藤から寄せられた「部屋が汚い」という指摘に対して「武藤くんは結構ウソをついてます」と話し、先輩に対する遠慮のないトークを展開した。また、明治大学から加入したルーキーの柴戸海は怖くてまだ声を掛けられない先輩として、「興梠(慎三)選手」と回答。これに荻原と橋岡も同調し、会場の笑いを誘った。
新加入選手へのインタビューが終わると、第3部として武藤、長澤和輝、ズラタン、菊池大介によるトークセッションが行われた。
今シーズンのキャンプについて、新キャプテンの柏木陽介についてなど、様々なテーマでトークをしていく中、第2部で荻原と橋岡に名前を挙げられた武藤は「2人とも本当にグイグイくる若手で楽しみです。慕われているのか、舐められているのか……」と話し、ルーキーの遠慮のない態度に苦笑いしつつ、その活躍に期待を寄せた。
各選手が今シーズンの抱負を語った後、最後に選手代表として武藤から会場に集まったサポーターに向けてメッセージが送られた。武藤は「今年はやはりリーグ優勝を目指して頑張っていきたいと思います。去年はACLで優勝して、素晴らしい時間を皆さんと共有することができました。今シーズンが終わった時に、皆さんとまた笑いあえるように頑張っていきたいと思っていますので、また1年間よろしくお願いします」と、リーグ優勝に懸ける思いを力強く話し、キックオフイベントは大盛況の内に幕を閉じた。
By サッカーキング編集部
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