広島がピーター・ウタカとの契約満了を発表している [写真]=Getty Images
サンフレッチェ広島は30日、元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカと契約満了に伴い来季の契約を結ばないことを発表した。同選手は今季、FC東京に期限付き移籍していたが、5日に期限付き移籍期間の満了が発表されていた。
このたび、FC東京に期限付き移籍しておりましたピーター ウタカ選手につきまして、契約満了に伴い、来季の契約を結ばないことになりましたので、お知らせいたします。https://t.co/NLW6gMc0RW #sanfrecce
— サンフレッチェ広島 公式 (@sanfrecce_SFC) December 30, 2017
P・ウタカは1984年2月12日生まれの33歳。2003年にベルギー3部リーグのマースメヘレンでキャリアをスタートさせ、翌年には同1部のKVCウェステルローに加入した。以後、ロイヤル・アントワープFCで2部リーグ得点王を獲得すると、デンマークのオーデンセBKで4シーズンに渡ってプレー。2009年にはナイジェリア代表として2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ アフリカ予選にも参加した。
2012年に中国スーパーリーグの大連実徳へ移籍すると、初年度から20得点を記録。2013年はシーズン途中に北京国安へ移籍し、2014年シーズンの途中には上海申キンへレンタル移籍で加入した。そして2015年、清水エスパルスへ加入。昨季は広島に期限付き移籍で加入し、2016明治安田生命J1リーグで33試合に出場して19ゴールを挙げ、ヴィッセル神戸のブラジル人FWレアンドロと並んでJ1得点王に輝いた。今季開幕前には広島へ完全移籍で加入したうえで、FC東京へ期限付き移籍。J1リーグ戦25試合に出場して8ゴールをマークした。通算ではJ1リーグ戦86試合出場36ゴールを記録している。
By サッカーキング編集部
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