2017.10.20

【神戸vs鳥栖プレビュー】ここ5試合で3勝2分と好調の神戸…3試合連続で先制点を挙げている鳥栖

神戸が最近5試合で許した失点はわずか2点。韓国代表GKのキム・スンギュが好セーブを連発している [写真]=J.LEAGUE
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■ヴィッセル神戸 最近5試合で許した失点はわずか2点

【プラス材料】
 リーグ前節の浦和戦を1-1で終え、勝ち点1を積み上げた。リーグ戦はここ5試合で3勝2分と好調をキープし、10位から8位へと上昇した。

 その要因の1つは安定した守備だ。浦和戦では崩される場面もあったが、結果的には1失点に抑えている。最近5試合で許した失点はわずか2点。岩波拓也と渡部博文のセンターバックコンビの活躍も大きいが、何より韓国代表GKのキム・スンギュのビッグセーブ連発が失点の少なさにつながっている。

 攻撃でも5試合7得点とまずまずのスコアを残している。得点者は渡邉千真、大森晃太郎、田中順也、渡部、ポドルスキ、小川慶治朗と6人にわたり、選手層の厚さを証明している。相手に守備の的を絞らせない点が好作用を発揮していると言える。

【マイナス材料】
 8位の神戸と9位の鳥栖との一戦は、実力的に好ゲームが期待される。だが、リーグ優勝の可能性が消えている両チームの対戦とあって、モチベーションではやや微妙な部分があるのは否めない。

 たとえば、リーグ前節の浦和戦ではGKのキムがパスミスで自らピンチを招いたり、セットプレーでボールウォッチャーになったりする場面があった。モチベーションの影響かどうかは不明だが、集中を欠いたプレーがあったのも確かだ。

 また、センターバックの岩波が「イボルバが好調なので注意したい」と話すように、元コロンビア代表の存在は神戸にとって脅威となる。攻撃ではリーグ前節の浦和戦で「相手に引かれた時にどう崩すか」という課題が残ったとキャプテンの渡邉は話す。

文:totoONE編集部

■サガン鳥栖 ビクトル、小野裕二、田川亨介の3トップが好調

【プラス材料】
 1-2で敗れたとはいえ、リーグ前節のC大阪でも先制点を挙げ、これで3試合連続で先制とチームとしての狙いはしっかりと試合で出すことができている。

 なかでもビクトル、小野裕二、田川亨介の3トップは今週の練習でも好調をアピール。イバルボにボールが入るとその高いキープ力を生かし、2シャドーの2人が背後に飛び出していくというコンビネーションも確立され、相手にとって脅威となっている。

 ホームで迎えた第8節の神戸戦では趙東建のゴールを守り切り1-0で勝利した。現在、趙はけがで戦線を離脱しているが、ここ数試合でチャンスを作っている3トップが新たな鳥栖の形を示してくれることだろう。

【マイナス材料】
 リーグ戦は29試合中19試合で先制点を挙げている。しかし、それを勝利に結びつけることがなかなかできていない。前節のC大阪戦も先制点は挙げたものの、その2分後に同点ゴールを許し、さらには逆転負けを喫してしまった。選手も口を揃えたように、先制点後の試合運びが課題だ。

 また、C大阪戦の2失点目に代表されるように、今季の鳥栖はクロス対応に課題を抱えている。ボールサイドに絞って守るため、特にファーサイドにクロスを上げられると守備が手薄になっており、失点する場面が目立つ。

 試合中のシステム変更も鳥栖の1つの武器だが、それも裏目にでることがある。同じくC大阪戦では途中から4-4-2にシステム変更したが、狙いがはっきりせずチームとして機能しなくなった。

文:荒木英喜

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