2017.09.15

【横浜FMvs柏プレビュー】前回対戦は柏が2-0で勝利…横浜FMは屈指の堅守を武器にリベンジを狙う

横浜FMのFW富樫敬真はワンチャンスを決め切る決定力を持つ。上位決戦でのプレーに注目が集まる [写真]=J.LEAGUE
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■横浜F・マリノス 20失点はリーグ最少失点で守備力に陰りはない

【プラス材料】
 リーグ前節、川崎戦の0-3という敗戦はショックだったが、失点場面を振り返るとすべてミス絡みだった。完全に崩されての失点ではないため、大きく悲観する必要はないだろう。

 攻撃力に定評のある川崎に対して持ち前の耐久力を発揮した場面も多く、ここまで20失点でリーグ最少失点の守備力に陰りはない。変わらず守りに軸足を置く自分たちの戦い方ができれば勝ち点3に近づける。

 選手個々に目を移すと、ウーゴ・ヴィエイラに代わって1トップに入る可能性のある富樫敬真がキレのある動きを見せている。ワンチャンスを決め切る決定力を持っている選手だけに期待は大きい。攻撃の軸を担う齋藤学とマルティノスが個の能力で打開し、1トップの富樫がゴールを決める展開が理想だ。

【マイナス材料】
 まずは前節の川崎戦で15試合ぶりの黒星を喫した影響が懸念されるところ。実に3カ月以上も負けていなかったからこそ、久しぶりの敗戦によって大きく気落ちする可能性も否定できない。

 したがって、今節の柏戦に向けてはフィジカル面や戦術面よりも、メンタル面の復調が欠かせないだろう。ただでさえ柏は前半戦の対戦で0-2と完敗した相手だ。

 その試合を振り返ると、相手の高い位置からのプレッシャーに苦しみ、ほとんどポゼッションできなかった。そして焦りからミスを犯して自滅する負けパターンだった。当時はその試合から3連敗とチーム状態が低迷したが、その苦い記憶を払拭できていない場合は今節も難しい戦いを余儀なくされるだろう。

文:totoONE編集部

■柏レイソル 外国籍選手5人による熾烈な競争が好作用

【プラス材料】
 8月以降、復調の兆しを見せていたハモン・ロペスに、2-1で勝利したリーグ前節の浦和戦では移籍初ゴールが飛び出した。マッチアップした森脇良太、遠藤航を凌駕したパフォーマンスを見ても、いよいよ本領発揮といっていい。

 そのハモン・ロペスを含め外国籍選手5人による競争は熾烈だ。浦和戦ではハモン・ロペス同様、D・オリヴェイラも結果を残し、一方でメンバー外になったキム・ボギョンは「ゴールを決めなければいけない」とポジション奪還に燃えている。5人の外国籍選手のうち、選手の調子やコンディション、または対戦相手の特徴に応じて4選手をチョイスできる点は大きなプラス材料である。

 今節は、柏の守備陣の柱、中谷進之介が出場停止から戻るため、後方からのビルドアップはよりスムーズになるだろう。

【マイナス材料】
 前節の浦和戦では、カウンターから何度もチャンスを作ったが、フィニッシュやラストパスの精度、連係面の欠如もあって、いくつか決定機を逃していた。

 最終的に2点を奪い、なんとか勝ち切ることができたものの、守備の堅い横浜FM相手にはチャンスの数が限られてしまう可能性が高い。決定力不足を露呈してしまった場合、今季の柏は相手のカウンターから失点を許すケースが多く、実際に仙台戦、清水戦、C大阪戦はそれが原因で星を落とした。

 今節は鹿島を追走する上位直接対決であり、優勝戦線に生き残るためにも、今季の悪癖である“負けパターン”に陥ることなく、確実に勝ち点3を手にしなければならない。

文:鈴木潤

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