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【C大阪vs札幌プレビュー】C大阪は札幌と今季3度戦い2勝1分…札幌はチャナティップなど夏の補強が的確に機能

2017.08.04

C大阪のチャンスメーカー柿谷曜一朗。4試合連続得点中の杉本健勇との相性は良好だ [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

セレッソ大阪 キンチョウスタジアムでは今季公式戦全勝

【プラス材料】
 リーグ前節のG大阪との大阪ダービーに1-3で敗れ、リーグ戦では第10節の柏戦以来、10試合ぶりの黒星を喫した。

 しかし、1試合多く消化しているとはいえ、首位の座は依然としてキープ。また、敗戦のショックを振り払うべく、酷暑のなかでも、尹晶煥監督のもと、今週もハードトレーニングをこなし、今節での勝利に向けて準備にも余念がない。


 札幌とは今季3試合を戦い、ここまで2勝1分。その2勝はルヴァンカップでのものであり、その時とメンバーがお互いに替わる今回が勝負の時だ。

 注目はリーグ戦は4試合連続得点中と波に乗る杉本健勇。今の彼の得点力は大きなプラス要素と言える。杉本とホットラインを築く柿谷曜一朗、水沼宏太の奮闘も、この一戦のカギを握る。

 札幌を迎え打つキンチョウスタジアムでは今季公式戦全勝と、好データもある。

【マイナス材料】
 G大阪戦では今季リーグ初の逆転負け。しかも、持ち味の1つである運動量でも相手に敗れる、なんとも悔しい形となってしまった。

 酷暑続きとはいえ、大阪の独特の暑さを体感している以上、ホームで札幌に走り負けることは許されない。そのなかで、G大阪戦を欠場した山下達也に加え、今季の躍進のキーマンでもある山村和也も、今週初めには別メニュー調整。攻守の要を欠く可能性もあるなか、木本恭生、澤上竜二ら、若手の奮闘が、今こそ求められる。

 また、G大阪戦では、藤春廣輝の左クロス、ファン・ウィジョの高さ、セットプレーとカウンターで失点を重ねており、ハイタワー揃いの札幌の高さ、セットプレー、カウンターに苦しむ可能性は低くない。7月の公式戦は失点続きだった点も気がかりだ。

文:totoONE編集部

北海道コンサドーレ札幌 後半戦は1勝1分と上々の滑り出し
【プラス材料】
 リーグ前節は浦和に2-0のスコアで勝利。これで後半戦は1勝1分の滑り出しとなり、ここから勢いをつけられそうな雰囲気が出てきた。

 浦和戦では新加入のジェイが勝利を決定づける貴重な2点目をさっそく挙げており、好材料を加えた。先発出場したタイ代表のチャナティップも上々のパフォーマンスを披露し、この夏の補強が的確に機能した格好だ。

 また、前節は久しぶりにエースの都倉賢が得点を奪っている。この選手が得点を取れば、やはりチームは勢いづく。福森晃斗のプレースキックも好調で、首位のC大阪をもしっかりと脅かすはずだ。

【マイナス材料】
 まず大きいのは、韓国人GKク・ソンユンの出場停止だ。開幕からここまでゴールを守り続けてきた大型GKの欠場は守備力ダウンにつながる。代わって出場する見込みの金山隼樹の活躍が重要となる。

 前節の浦和戦を振り返ると、結果こそ2-0で勝利を収めたものの、内容的にはレッドカードと負傷でプレー続行不可能な選手を出して9人になった浦和に完全に圧倒されるという厳しい展開だった。勝ったとはいえ、内容は決して上出来ではなかった。主審のジャッジにもかなり助けられての勝利だったため、まだ改善が必要な状況でもある。

 また、DFの横山知伸が前節の浦和戦で右足首を負傷。今節は欠場濃厚と見られている。

文:totoONE編集部


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