浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は今後の結果次第では退位も辞さない構え。新潟戦は大一番となる [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
■浦和レッズ リーグ戦直近5試合の戦績は1勝4敗と苦戦中
【プラス材料】
浦和は今、危機的状況にある。5日に行われた川崎戦では1-4と大敗。リーグ戦直近5試合の戦績は1勝4敗と結果が出ていない。
唯一の白星は1日に行われた第17節の広島戦で挙げたものだが、2点リードから一時は逆転される拙い試合運びをしてしまい、4-3で勝利したとはいえ、負けていても不思議ではなかった。チームは泥沼にハマってしまっている。
そういった状況化でプラス材料を見いだすのは容易ではないが、次の対戦相手が新潟だというのは再起のきっかけになるかもしれない。というのも、浦和は新潟には抜群の相性を誇るからだ。2015年9月のナビスコカップ準々決勝で黒星を喫しているものの、その前の敗戦は06年までさかのぼる。これまで、両者は公式戦で37度対戦しているが、浦和は27勝5分5敗という一方的な結果を残している。
【マイナス材料】
浦和はストレスのたまる試合展開、結果が続いてしまい、大敗を喫した川崎戦後には不満を爆発させたサポーターが選手バスを囲む事態まで起きてしまった。
その際、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督はサポーターに対し、ここから連勝しなければチームを去ると約束したが、その悲壮な決意が指揮官、及ぶ選手から平常心を奪ってしまうのではないかという危惧がある。先制点を奪われでもしたら、大崩れしかねない。
また、川崎戦で遠藤航が得点機会阻止で一発退場となり、新潟戦を出場停止となるのは大きな痛手だ。遠藤は組織的守備のできない浦和にあって最後の砦となるだけでなく、攻撃時にはパスの配給役として機能するだけに、攻守両面において不在が損失となる。
文:totoONE編集部
■アルビレックス新潟 筋肉系のトラブルでDF富澤清太郎は出場微妙
【プラス材料】
ついにクラブワーストの5連敗と、トンネルの出口が一向に見えない。今週のトレーニングではチアゴ・ガリャルドが体調不良で早退、0-2で敗れたリーグ前節の磐田戦で右足を打撲した加藤大が別メニューと、試合を組み立てるパサーが万全とは言い難い状況にある。
2人とも重症ではなく、出場の可能性も十分にある。同時に、ここで出場のチャンスをつかもうとアピールするのがMFの端山豪だ。
端山は前節、終盤の数分間ながら、第6節の鳥栖戦以来、今シーズン2試合目の出場を果たした。今週のトレーニングでもトップ下に入り、配球力と運動量、ファーストディフェンスの勘所の良さなど、チアゴ・ガリャルドとは違う特長を見せている。苦しいチーム状況だからこそ、新たな力が待望される。
【マイナス材料】
筋肉系のトラブルからDF富澤清太郎は今週のトレーニングも別メニュー。前節の磐田戦に引き続き、センターバックは西村竜馬が務めることになりそうだ。
磐田戦では2失点を喫したソン・ジュフンとの若いセンターバックコンビで、どこまで後方から守備をオーガナイズできるか。「少しでも浦和の攻撃を遅らせたり、トラップを大きくさせたりできれば、ジュフンやサイドバック、ボランチもカバーに来てくれる」と、西村も粘り強く対応したい考えだ。
最下位に沈む原因は攻守にわたっていくつもあり、思うように改善されないのが現実だ。苦しい状況だからこそ、良い守備を良い攻撃につなげる新潟の原点に立ち戻るしかない。そのためにも、センターバックのコーチングの声が重要になる。
文:totoONE編集部
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