神戸移籍が決まっているFW ポドルスキ [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
今月からヴィッセル神戸でプレーする元ドイツ代表FWのルーカス・ポドルスキが7月3日付けの『フッスバール・ビルト』内の自身のコラムで、Jリーグ移籍の真相を語った。
未だに地元ケルンのアイドルであるポドルスキは今回のフランス人FWアントニー・モデストの移籍に絡めて、自身も中国行きの可能性があったことを認めた。
とはいえ、同時進行で神戸とも話し合いの席を設けた際に、「ブンデスリーガと同様のプロフェッショナルな交渉に対する真摯な姿勢」が日本行きを決定づけたと言う。
「中国のクラブとの交渉の席についたこともあるけれど、代理人とも話して、中国行きはナシと決めたんだ。中国のクラブとの交渉では、あらゆる人が出向いてきた。クラブの責任者を除いてね。それどころか中国人がひとりもいないなんて事もあったんだ。これが全てを物語っている。中国と日本の交渉の舞台裏を知っているけれど、本当に昼と夜のように正反対なんだ!」
また、モデストの移籍に関するケルンの決定にもポドルスキは賛成のようで、「ケルンはただ、クラブの姿勢を貫いただけ。契約クラブの許可を得ずに他のクラブと交渉しているようなら、もちろん苦い後味が残るものさ」と同選手および彼の代理人の動きに釘を刺している。
日本のクラブのプロフェッショナリズムを称賛するポドルスキのコラムは今後、ドイツ人選手の日本行きの背中を後押しするかもしれない。
By サッカーキング編集部
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