C大阪は負傷離脱した清武弘嗣の代わりに水沼宏太の起用が見込まれる。ハードワークが特長だ [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
■セレッソ大阪 ルヴァンカップの札幌戦は主力温存で2-0で勝利
【プラス材料】
リーグ前節の仙台戦は4-2と勝利。これまで鬼門だったユアテックスタジアムで、1-1のドローに終わった前々節清水戦の反省を生かして決定力を発揮できたことは、チームにとっても自信になる。
また、28日に行われたルヴァンカップのプレーオフステージ第1戦でも札幌に2-0で勝利し、公式戦は10試合負けなしと好調を維持。しかも、そのルヴァンカップではリーグ戦からメンバーを総入れ替えしたにもかかわらず、敵地でアウェイゴールをとって勝って帰ってくることができた。選手層の厚みを示せただけでなく、今後の過密日程を戦い抜くためにも、大きな1勝となった。
万全の状態でFC東京戦に挑める態勢も整ったなか、尹晶煥監督のもとで積み上げた成果を発揮し、今季のホーム戦無敗をキープするだけでなく、勝って前半戦を勝利で締めくくる。チームはそう考えているはずだ。
【マイナス材料】
なんといってもC大阪にとって痛いのは、攻撃を司る清武弘嗣の負傷。仙台戦では前半で途中交代を強いられ、左ハムストリング筋損傷により全治8週間の診断を受けた。今季は復帰加入後から度重なるけがに見舞われているだけに、本人にとっても、チームにとっても、非常につらい。
チームの最近の貴重なオプションとも言える清武のトップ下でのプレーがなくなったことで、攻撃力が心配される。それでも、水沼宏太、関口訓充、福満隆貴、清原翔平など、ハードワークできるアタッカー陣が揃っているだけに、彼らの躍動が鍵を握りそうだ。
また、仙台戦では相手の連動したパスサッカーから2失点を献上。前々節の清水戦から失点が続いているだけに、守備の改善は、今節のテーマの1つにもなる。
文:totoONE編集部
■FC東京 エース大久保嘉人の長期離脱は大きな痛手
【プラス材料】
6月の中断期間明けから公式戦の3試合は1分2敗(天皇杯2回戦長野戦はPK戦の末に敗退)と足踏みが続いたが、28日に行われたルヴァンカップのプレーオフステージでようやく勝ち点3をつかんだ。敵地で広島を1-0で下した。
内容も、先制を果たした後に、ピッチ内での意思統一が図られ、我慢強く戦いながらカウンターを仕掛ける展開に。後半途中からは3バックに変えて広島対策をとり、無失点に抑えきったことも明るい兆しと言えるだろう。「トレーニングで取り組んできたことがうまく生かせた」と篠田善之監督は手応えを話す。
何より「良い守備から良い攻撃へ」という姿勢を全員が共有し、躍動感のあるスタイルを取り戻しつあることはプラス材料だ。次節は、今最も勢いに乗るC大阪との対戦だが、篠田監督も「激しいゲームになりそうだが、観ている人が何かを感じ取れるようなゲームにしたい」と意気込みを見せる。
【マイナス材料】
リーグ前節の磐田戦で、大久保嘉人が右足を負傷。長期離脱を余儀なくされることになった。ここまでチーム最高の6得点を挙げているエースの離脱は、大きな痛手だ。
特に、決定力不足を解消し、「2点目を取り切ること(篠田監督)」が課題だが、大久保嘉が不在のもとで連係を高めていくためには、さらなる時間が必要だろう。
C大阪も、週中にルヴァンカップのプレーオフステージに臨んだが、ほぼフルでメンバーをターンオーバーしたC大阪に対して、東京は林彰洋、森重真人、丸山祐市、前田遼一がフル出場。髙萩洋次郎も途中出場し、少なからず疲労感は残っている。蒸し暑さのもと、アウェイゲームが続くこともあり、チームコンディションには不安が残る。
文:totoONE編集部
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