2017.06.16

【鹿島vs札幌プレビュー】新指揮官が目指すサッカーの浸透を図った鹿島…体調回復に力を注いだ札幌

札幌のFW都倉賢はリーグ戦でここまで5ゴール。エースの働きが鹿島戦の勝敗を左右する [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
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■鹿島アントラーズ フィジカル強化のトレーニングも実施

【プラス材料】
 国際Aマッチデーによる中断期間を挟み、約2週間ぶりにJリーグが再開する。大岩剛新監督の初陣となったリーグ前節の広島戦を3-1の勝利で飾った。この中断期間では新指揮官が目指すサッカーの浸透を図ってきた。

 クラブから求められていたフィジカル強化のトレーニングも実施。石井正忠前監督から布陣こそ4-4-2から変更はないが、細かな部分で色を出してきている。
 
 韓国代表に選出され、合流前のGKのクォン・スンテは欠場するが、日本代表で2試合先発フル出場を果たした昌子源も先発する見込み。広島戦では先発から外れていた小笠原満男も先発に名前を連ねそうだ。

【マイナス材料】
 今季リーグ戦は2勝5敗と黒星が先行しているホームという点はマイナス材料かもしれない。

 昌子の状態も不安要素だ。イランで行われた日本代表vsイラク代表にフル出場した。気温35度以上、湿度10%台の気候の中でプレーしてから12時間以上の移動を挟み、中3日でピッチに向かう。帰国後すぐにチームに合流し、2日間練習に参加。仕方ないことではあるが、中断期間に浸透が図られた新指揮官の戦術への対応は他選手と比較して差があることは否めない。

 また、時差ぼけや気候の変化にも対応しなければいけない。ただ、これは日本代表選手の宿命。今後、日本代表の主力センターバックを務めていくうえで克服していかなければいけない。ただ、日本代表に帯同している間も、昌子は鹿島のことは頭に入れていたという。

文:totoONE編集部

■北海道コンサドーレ札幌 運動量豊富なキム・ミンテが復帰濃厚

【プラス材料】
 Aマッチウィークによる休養が取れたのは大きい。チームはこの間、3日間のオフを取るなどして、とにかくコンディショニングに力を注いだ。

 札幌はチーム全員がハードワークをすることで勝機を見いだすチーム。豊富な運動量をベースとするチームだけに、ここ最近は若干、疲労を蓄積させている様子のある選手もいた。その点から見ても、強敵、鹿島との一戦を前に疲労を回復させることができた意義は大きいはずだ。

 また、第12節で右足首を痛め離脱していたキム・ミンテがこの試合からスタメン復帰することが濃厚。ピッチ狭しと走り回るこの選手が復帰したことで、より一層、チームとしての運動量が豊富になるはず。敵地戦であることを考えても、キムの復帰は大きい。

【マイナス材料】
 まずは4連敗中であるというところがメンタル面でのマイナスポイントか。昨シーズンはJ2で2連敗を1度しか経験をしていないチームが4連敗を喫している。降格圏の16位につける広島との勝ち点差が2ということで、プレッシャーも出てきているはずだ。

 この鹿島戦の後には好調、柏戦が続いており、このままズルズルといかないようにしなければいけない。そうした重圧に打ち勝てるか否かはカギとなりそうだ。

 また、今週水曜にはDF横山知伸が右足首を痛めて途中離脱。軽症の見通しだが、この試合を欠場する可能性もゼロではないだけに、気になるところだ。

 そして、ここ最近はエース都倉賢の動きも封じられつつあり、チームのストロングポイントが研究されてきている。最近5試合で3試合がノーゴールと、チームとしての得点力の低下も顕著だ。

文:totoONE編集部

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