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G大阪、オフィシャルフラッグのみ掲出解禁へ…応援綱領も発表される

2017.06.07

 ガンバ大阪は7日、応援のあり方に関するプロジェクトチームの進捗状況を報告するとともに、オフィシャルフラッグに限り掲出を可能にすると発表した。

 G大阪を巡っては、4月16日に行われた2017明治安田生命J1リーグ第7節・セレッソ大阪戦にて政治的思想を連想させるフラッグの掲出が問題に。これを受けて、同クラブはホームゲーム・アウェイゲームを問わず当面の間全てのエリアにおける横断幕や旗、ゲートフラッグなど全ての掲出物を禁止するとしていた。また、G大阪とサポーターが共同で応援のあり方を検討し、改革するためのプロジェクトチームも発足。「新たな応援スタイルを確立する」ことも発表されていた。


 今回の発表では、5月27日に行われた1回目のミーティングで決定した応援綱領が公開されている。それによると、「ガンバ大阪とファン・サポーターは世界に誇れるクラブを目指し、共に戦う」というテーマのもとに、「チームを鼓舞し、チームがファン・サポーターと共に戦う応援」、「試合に関わる全ての人をリスペクトし、相手を圧倒する応援」、「スタジアム全体が一つになって歓声が響き渡る応援」を行っていくという。

 また、同クラブは掲出物の禁止からおよそ2カ月が経過した中で、トラブルが無かったことも併せて報告。これを受けて18日のJ3第13節・グルージャ盛岡戦より試験的に掲出物の解除を行うとし、オフィシャルフラッグ(ガンバ大阪がグッズとして販売・配布しているフラッグ)に限り、掲出を可能にすると発表した。ただし、竿を抜いた旗部分のみの掲出や、加工を施したもの、フラッグにサインなどが加筆されたものは禁止とされている。なお、オフィシャルフラッグ以外の掲出物は引き続き掲出禁止になる。

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