2017.05.05

【土屋雅史氏のJ2展望】山形vs名古屋では“風間親子対決”が実現…岡山の塚川孝輝は新境地開拓で成長を誓う

山形のMF風間宏希(写真左)と名古屋の風間八宏監督(写真右)による親子対決の実現はなるか [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
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■今季2回目の“風間ファミリーの対峙”、その結末は

 木山隆之監督を招聘して3年ぶりのJ1を狙う山形と、風間八宏新監督の下で1年でのJ1返り咲きが唯一にして最大の目標となっている名古屋が、NDソフトスタジアム山形で相対する第12節。このゲームでは “親子対決”の実現に注目が集まります。今シーズンのJ2で2度目となるその親子対決は、風間八宏監督と風間宏矢に続いて再び風間ファミリーの対峙。山形の風間宏希と名古屋の風間八宏監督は今節、Jリーグの舞台で初めて対戦することになるかもしれません。

 清水FC、清水商業高校とサッカーの名門コースを歩みながら、各年代別代表にも選出されていた風間宏希は、高校3年時に高校選手権で全国大会出場を果たし、一躍脚光を浴びる形となりますが、卒業後に選択したのはJリーグでも大学でもなく海外という道。ポルトガルの3部リーグに所属していたロウレターノDCへ新天地を求めます。その翌年にはドイツ4部相当のリーグで戦っていたコブレンツへ移籍。約2年の海外生活を経て、2012年7月に日本国内へ復帰したタイミングで彼が加わったのが、当時父でもある風間八宏監督が指揮官を務めていた川崎でした。

 加入直後にすぐさまJリーグデビューをスタメンとして飾った宏希は、結果的にそのシーズンのリーグ戦は最終節までスタメン出場。時を同じくして川崎の一員となった宏矢と揃ってピッチに立つ試合も少なくなく、その“家族”という関係性もあって注目を集めたものの、翌2013年シーズンはほとんど出場機会がなく、宏希は北九州へ、宏矢は大分へそれぞれ完全移籍。彼ら親子の監督と選手という関係は、1年半余りで終止符が打たれることになりました。

 一足早く今シーズンの第2節で父との初対戦を迎えた宏矢は、大分で1シーズン半を過ごした後に岐阜へと移籍。一方の宏希は北九州で不動のボランチとして、3シーズンに渡ってチームのタクトを振るい続け、今シーズンから山形へ完全移籍。一時はスタメンを外れたものの、ここ最近は再びポジションを確保し、やはりボランチとして好配球を披露しています。ちなみに八宏×宏矢の第1ラウンドは1-1のドロー。決着は付いていません。今回の試合で“親子対決”が実現することを願いつつ、締め切りの都合上で第11節をチェックできていないため、勝敗予想としては「0」とさせてください

■慣れないポジションで奮闘する岡山の大卒ルーキー

 ここまで負傷者も相次ぎ、なかなか調子の上がってこない岡山と、リカルド・ロドリゲス新監督のフレキシブルな采配の下、上位をキープしている徳島。この両者がシティライトスタジアムで激突する一戦からは、奮闘している岡山の大卒ルーキーをご紹介します。

 今シーズンから岡山へ加入した塚川孝輝は、広島ジュニアユース時代に野津田岳人と共にプレーした経験を持ち、高校3年時には10番を背負ったキャプテンとして、高校選手権で全国のピッチも踏んでいます。また、大学2年時には鈴木翔登(北九州)、江坂任(大宮)、山岸祐也(群馬)、湯澤聖人(京都)といったのちのJリーガーとなる先輩たちに囲まれ、夏の総理大臣杯、冬のインカレと2度の日本一に貢献。スケールの大きなボランチとして評価を高めてきました。

 ただ、今シーズンの岡山で主に務めているのは1トップの下に位置するシャドーのポジション。「正直大学では守備のプレーヤーだったので、自分は攻撃が嫌いじゃないので楽しいですけど、難しさというのは凄くあります」と少し戸惑いも感じながら、「自分の良さというのは体の強さだと思うので、タメを作ったりするのも大事ですし、やっぱりゴールに直結するプレーというのが、あの位置だと求められてくるし、いかにゴールに向かっていくかというのを自分でも意識してやっています」と自らの課題に取り組む日々を送っているようです。

 最近は考えることが多くなってきたという塚川。「最初の方はひたすら必死にやることが第一でしたけど、試合に出ていくにつれて『それだけじゃダメだ』という感じで、周りの期待もありますし、自分としても『もっとこうしたい』という想いも出てきて、欲と言えば欲なんですけど、そういうのが出てくることによっていろいろと考えちゃっているかもしれないです」と心情を打ち明けますが、それも出場機会を得ているからこその悩みであり、フィジカル面では手応えを掴みつつある様子。今後に向けては「下を向いている暇なんてないですし、止まっている暇もないです」と力強く語っていました。

 塚川がシャドーを務める一因には前述した通り、赤嶺真吾、豊川雄太、伊藤大介と昨シーズンの躍進を支えたアタッカーたちの負傷離脱がありましたが、逆に塚川にとっても、この状況がステップアップのチャンスであることは間違いありません。ゴールデンウィークのラストゲームとなる徳島戦は好ゲームを期待しつつ、前述したものと同様の理由で勝敗予想は「0」にしたいと思います。

文=土屋雅史

予想難易度が高いとされるJ2は、toto当せんのカギを握る重要な要素の一つ。国内サッカー事情に精通した土屋雅史氏がJ2を徹底解剖する! 『今週のJ2(http://www.totoone.jp/j2/)』はサッカーくじtoto予想サイト『totoONE(http://www.totoone.jp/)』にて好評連載中。
※本文中の「1」はホームチーム勝利、「0」は引き分け、「2」はアウェーチーム勝利。

■明治安田生命J2リーグ第12節
2017年5月7日(日)14時キックオフ
モンテディオ山形vs名古屋グランパス(NDソフトスタジアム山形)

■明治安田生命J2リーグ第12節
2017年5月7日(日)14時キックオフ
ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス(シティライトスタジアム)

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