2017.04.27

横浜FMの中島賢星が涙のプロ初ゴール…苦難の末につかんだ3年目の成果

ルヴァン杯の新潟戦でプロ初ゴールを挙げた中島賢星 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
サッカー総合情報サイト

 止めどなく溢れてくる涙を我慢することはできなかった。結果が出なくて悩んだこともあった、ケガで苦しんだ時期もあった。それでもなお、応援してくれる“みんな”が支えてくれた。「ここにたどり着くまでに少し時間が掛かったけど、支えてくれたみんなに感謝したい」。涙で途切れた言葉を振り絞って出てきたのは、「これからも一緒に戦ってください」というメッセージだった。

 1ゴール1アシストの中島賢星が、間違いなくこの日のヒーローだ。先制され、追い付いて迎えた65分、吉尾海夏のFKがゴール前で混戦に。相手DFがクリアして、目の前にこぼれてきたボールだった。一歩、二歩と踏み込んで態勢を左に崩しながら右足で放ったシュートがゴールネットに突き刺さった。ようやく決まったプロ初ゴール。右手でガッツポーズを決め、全身で喜びを表現した。

 高卒ルーキーとして、東福岡高校から横浜F・マリノスに加入したのは3年前。決して順風満帆ではなかった。普段はトップ下でプレーするが、練習ではどんなポジションもこなした。「昨年も練習では右サイドバックをやったり、センターバックをやったり、ボランチをやったりした」。ただ、本職以外のポジションを経験したことで気づいたこともあった。「例えば自分が右SBをやっている時に、サイドハーフに対しては『こういう動きをしてほしい』とか、ボランチには『こう動いてほしい』というのを感じた」。

 周りの選手の要求に気づけたことで、自分のプレーにも変化があったのかもしれない。88分には齋藤がドリブルで持ち込んだボールを落ち着いてはたき、扇原貴宏の移籍後初ゴールもお膳立て。約1カ月ぶりのフル出場に最後は足を痛め、タッチラインの外で試合終了のホイッスルを聞いた。

「なかなか結果が出なくて、うまくいかない時期が続いた中で、結果はもちろん欲しかった。でもこういった形で点を決められて、これで何かが変わるわけではないんですけど、何かしらいい意味でこれからにつなげていけたらいいかな」。

 中島賢星、まだ20歳。負傷した足の治療のためか、一番最後に現れて一番最後に取材を終えると、照れ臭そうに取材陣に頭を下げて、ミックスゾーンをあとにした。

この試合の他の記事

欧州リーグ順位表

リヴァプール
60pt
マンチェスター・C
56pt
トッテナム
51pt
欧州順位をもっと見る
ドルトムント
45pt
バイエルン
39pt
ボルシアMG
36pt
欧州順位をもっと見る
バルセロナ
46pt
アトレティコ・マドリード
41pt
レアル・マドリード
36pt
欧州順位をもっと見る
ユヴェントス
53pt
ナポリ
47pt
インテル
40pt
欧州順位をもっと見る

Jリーグ順位表

川崎F
69pt
サンフレッチェ広島
57pt
鹿島アントラーズ
56pt
Jリーグ順位をもっと見る
松本
77pt
大分
76pt
横浜FC
76pt
Jリーグ順位をもっと見る
琉球
66pt
鹿児島
57pt
鳥取
53pt
Jリーグ順位をもっと見る