ガンバ大阪は21日、当面の公式戦において同クラブを応援する横断幕や旗、ゲートフラッグ等、全ての掲出物を禁止することを発表した。
同クラブは16日に行われた2017明治安田生命J1リーグ第7節のセレッソ大阪戦にて、政治的思想を連想させるフラッグの掲出があったことを20日に報告。「当事者が判明次第、厳正な対応を行います」と発表し、「政治的・宗教的思想を含む、もしくは連想させるフラッグ等の掲出は、公序良俗に反するため、Jリーグ共通ルールはもちろん、クラブとしても一切認めておりません。ガンバ大阪は二度とこのようなことが起きないよう、Jリーグ共通ルール・クラブ観戦ルールに基づき、厳格な試合運営を行って参ります」との声明を掲載していた。
そして21日、再び公式サイトを通じて「政治的・宗教的思想を含む、もしくは連想させるフラッグ等の掲出は、Jリーグ共通ルールはもちろん、クラブも一切認めておらず、クラブとしても大変遺憾に思っております」と発表。
「クラブの管理も不徹底だったこともあり、二度とこのようなことが起こらないようにするためにも、当面ホームゲーム・アウェイゲームを問わず、全てのエリアにおけるガンバ大阪を応援する横断幕や旗(販売しているフラッグも含みます)、ゲートフラッグ等全ての掲出物を禁止とさせていただきます。日頃、ルールを遵守して応援して頂いているファン・サポーターの皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします」と対策を説明している。
対象となるガンバ大阪の公式戦は、2017明治安田生命J1リーグ、2017ACLチャンピオンズリーグ、2017JリーグYBCルヴァンカップ、第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会、2017明治安田生命J3リーグを含む全ての公式戦となる。
By サッカーキング編集部
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