2017.03.31

【FC東京vs鳥栖プレビュー】前節“多摩川クラシコ”を制したFC東京…鳥栖は今季公式戦無得点のFW陣の奮起に期待

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■FC東京 「替えが効かない」髙萩洋次郎離脱の穴をどう埋めるか

 前節は、川崎に押し込まれても粘り強く戦い、徐々に自分たちでリズムを引き寄せた。76分に奪った先制点が勝利の大きな要因となったが、畳み掛けるようにピーター・ウタカが自身のリーグ戦初得点をマーク。そして、大久保嘉人にも待望の移籍後初ゴールが生まれ、勢いに乗っている。

 だが第4節から2週間のインターバルがあり、そのチームの勢いをいかに持続できるかが、今節のひとつの焦点となるだろう。何より、ここまで「替えが効かない」存在感を発揮していた髙萩洋次郎が負傷離脱したことは、大きな痛手だ。また、森重真人も日本代表としてワールドカップアジア予選2試合にフル出場し、コンディションが気になるところだ。

 それでも、川崎戦で見せたチームとしての組織的なプレス、前線や中盤が連動し、メリハリのある守備を発揮できれば、大崩れすることはないだろう。

 攻撃面では、太田宏介のクロスから得点が生まれたことは明るい材料に。篠田善之監督も、「前線の選手がタメと時間を作ることで、サイドバックが高い位置を取ることができた。今後もそのような場面を増やして、相手の嫌がることを徹底したい」とさらなる連係の向上を狙う。(totoONE編集部)

■サガン鳥栖 負傷で戦列離脱していた小野裕二が復帰、攻撃陣に明るい兆し

 前節・C大阪戦に今季初の無得点で敗れた鳥栖。しかし、その後の中断期間でチームは鹿屋体育大と練習試合(45分×3本)を行い3-1で勝利。吉田豊が先制点を挙げ、エースの豊田陽平、新加入FWチョ・ドンゴンがそれに続いた。今季の公式戦でノーゴールが続いているFW陣だけに、練習試合とはいえ結果を出したことは明るいニュースだ。

 この試合では、第2節・川崎戦で負傷交代して戦列から離脱していた小野裕二が復帰。今節の先発復帰が濃厚なうえ、キレのあるドリブルで攻撃にアクセントを加えてくれるだろう。「自分たちがやろうとしているサッカーをしっかりやれればいい。とにかく勝つことだけに気持ちを向けてプレーします」と小野は意気込みを示した。また、鳴り物入りで加入したFWイバルボもこの2週間でチーム戦術の理解を高め、チームメイトとのコンビネーションも深まりつつある。

 今季の公式戦5試合中4試合で失点し、思うように結果がついてこない状況に、不動の左SB吉田は「それは去年もあったことなんで。そこは焦らずにやり続けることが一番だし、変えるところはないです」と戦術の継続を強調する。

 マッシモ・フィッカデンティ監督にとって、古巣対決に加えて師弟対決となる今節だが、「相手の特長を頭に入れたうえで、こちらの力をきちんと出せる準備をします」といつもの姿勢を崩さなかった。(荒木英喜)

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